64話 ページ26
主「ずっと待ってたの、恭弥君と出会ったあの日から、全部の条件を満たして、力の枷を外して思いっきり恭弥君と戦えるこの日を！」
興奮したように頬をわずかに紅潮させ、短剣を握る手に力を加える
ねっとりと気味悪いながらも、どこか鋭さを持った独特の殺気が押し寄せるように強まっていく
それに相対するように、雲雀のどこまでも鋭く、どこまでも研ぎ澄まされ、美しさすら感じさせられる殺気も強まりを見せ、武器だけだった形態変化を全身へと広げていった
雲「そうだね、あの日から何よりも待ち望んだこの日だ、だから・・・・・・」
ずっとAしか見ていなかった雲雀の視線が僅かにツナ達のいる方へと睨みつけるかのように流れていく
雲「この戦いは何人たりとも手出し無用、もしすこしでもこの戦いに干渉しようものなら、誰であろうと噛み殺す」
誰にも邪魔されたくない
誰の邪魔も許さない
そんな思いの込められた視線がツナ達に向けられる
リ「わかったぞ」
綱「なっ！？リボーン！」
そんな雲雀の思いを汲み取り、リボーンは手を出さないという意志を示す
だが、いくら雲雀が強いとはいえ、Aはもしかしたらその上をいく実力を持っている可能性が高い
だから、ツナは雲雀1人で戦うことが心配だった
リ「ヒバリがあそこまで言ってんだ、任せようじゃねーか
それに、あの様子じゃ、もし手出しなんてすりゃあ、ヒバリだけじゃなく、ピエロもこっちに被害を及ぼしてくるぞ」
綱「だが・・・・・・」
リ「それにな、ツナ、これはオレの勘なんだが」
ニッと笑顔を見せるとともに、その表情のまま、僅かにこちらをみる雲雀とAをその瞳に捕える
リ「これはオレ達が手を出しちゃならねー、こいつら2人の戦いだ、むしろ、そんな無粋な真似、オレはしたくねーな」
勘、というわりにはどこか確信めいた表情
そんなリボーンの表情と言葉に、ツナも、獄寺や山本も言い返す気は起きなかった
そして、まだ納得のいかないところもあるのだが、ツナはわかった、と小さくつぶやき、戦いを雲雀に任せることにした
リ「つーわけだ、ヒバリ、ピエロとの戦いはお前に任せるぞ」
雲「任せされなくても初めからそのつもりだよ、それじゃあ・・・ピエロ、はじめようか」
主「ボンゴレ同士の長いお話終わった？んふふ、そうだね、はじめようよ！」
ここに上がった最終幕
役者はたった2人
脇役も、凝った演出もまるで必要ない
誰も干渉できない特別ステージを、どうぞご覧あれ・・・・・・
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桜mochi(プロフ) - 教えてくれて有難うございます！！私もやってみたいと思います。アドバイスありがとうございます！ (2013年11月28日 22時) (
レス) id: 8c2077d236 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 六波さん» あわわっ、指摘ありがとうございます！あとでしっかりと直していきます＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 桜mochi様＞ありがとうございます！え、えっとそんな大層なことは言えないですが、とりあえず、目の前の話だけでなく先の話、展開も考えていくことでしょうか？ただ先を見すぎてばかりでもダメなのですがねｗ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - アオイ様＞展開は結構頭ひねって考えているのでそういってもらえると嬉しいです！ただ、矛盾点とか後々への伏線とか考えてると書くのに結構時間かかってしまうんですよねｗそれも楽しみですが＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
六波 - 85話のとこが『かかわrず』になってます。『関わらず』ですよね？…なんか図々しくてすみません!!m(_ _)m (2013年11月27日 21時) (レス) id: f6706bba81 (このIDを非表示/違反報告)
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