63話 ページ25
短剣を握りしめ、キラキラと目を輝かせ、笑顔になるA
ただ輝くだけでなく、好戦的な瞳は今まで以上に殺気に満ちていた
主「来た・・・・・・・・・来た、来た、来た―――――！！！」
小さく声を漏らしたかと思うと、徐々に声量をあげ、最後は叫ぶようにそう言った
向かってきた何かをやや興奮気味ながらも華麗に避けると、ツナ達を無視してそちらへと駆け出していく
そして、Aが駆け出していくのに遅れ、煙の向こう側から人影が飛び出してくる
かなりのスピードで飛び出してきたのだが、リボーンはその人物の正体を捕え、驚きつつも、ニッと笑みを浮かべた
また、Aもその姿を確認するなり更に笑顔を明るくさせ、嬉しそうな笑い声をあげると短剣を縦に振った
ガキーンッ！！
「やぁ、随分派手にやってるね」
主「あははっ、ステージをできるだけいい感じに演じられるようにしたからね、でもそれももう終わり、この時を待ってたよ・・・・・・恭弥君！」
甲高い金属音と美しく奏でで交わり合う短剣とトンファー
不敵かつ、どこか嬉しそうな笑みを浮かべ、鋭い殺気を飛ばす雲雀
ギリギリと時折火花を発しながらせめぎあう
そんななかで、Aが一度小さく笑うと、僅かに力を引いて、後ろへとムーンサルトを繰り出し、一度間合いを取った
主「メール、気づいてくれたんだね、すっごく嬉しいよ、おかげでようやくこの時を迎えることができた」
雲「僕もさ、面倒な契約に縛られてお預けになってたあの時の決着、ようやく着けることができそうだ」
ビリビリと空気を震わせるほどの強い殺気がぶつかり合い、緊張感は今までにないほどに高まっていく
そんななかでも雲雀とAは実に嬉しそうに笑みを浮かべ、互いにその視線を一切そらすことなく交わらせている
すると、雲雀はAから目をそらさず、口だけを開き、静かに言葉を発し始めた
雲「沢田綱吉、そういう訳だからピエロは僕がもらうよ、ここからは僕とピエロの戦いだ」
獄「なっ！？ヒバリてめぇ！いきなり現れといて何言ってやがる！！つーか一体どうやってこの場所を！」
主「おレが連絡したの、メールに地図を添付して、“待ちに待った時が来た”ってね」
まるで雲雀以外の人物を目に入れる必要などないと言わんばかりに、一切彼から目をそらさず、他に目を向けることのないA
それは雲雀も同じようで、ただただ互いに戦うことを渇望していることがはっきりとわかった
―――
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桜mochi(プロフ) - 教えてくれて有難うございます！！私もやってみたいと思います。アドバイスありがとうございます！ (2013年11月28日 22時) (
レス) id: 8c2077d236 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 六波さん» あわわっ、指摘ありがとうございます！あとでしっかりと直していきます＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 桜mochi様＞ありがとうございます！え、えっとそんな大層なことは言えないですが、とりあえず、目の前の話だけでなく先の話、展開も考えていくことでしょうか？ただ先を見すぎてばかりでもダメなのですがねｗ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - アオイ様＞展開は結構頭ひねって考えているのでそういってもらえると嬉しいです！ただ、矛盾点とか後々への伏線とか考えてると書くのに結構時間かかってしまうんですよねｗそれも楽しみですが＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
六波 - 85話のとこが『かかわrず』になってます。『関わらず』ですよね？…なんか図々しくてすみません!!m(_ _)m (2013年11月27日 21時) (レス) id: f6706bba81 (このIDを非表示/違反報告)
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