58話 ページ18
山「ま、でもオレらのことどうでもいいってのは言ってくれるよな」
獄「リング争奪戦終わった後のてめーとの戦いじゃ檻の中から見てるだけだったが、今回はそうはいかねーぜ」
各々VGギアに炎を灯し、その身に纏う
ここまででヴァリアーを1人で圧倒したAの力は実に目を見張るものだ
しかし、それすらのセーブされていた力の中で行われていたことならば、ミザールと名乗り、そのセーブがなくなった今の力は計り知れない
いくらツナが強くともどうなるのか正直分からないという心境もあり、初めから彼らもやる気満々だった
主「君達はつまんない共演者だけど、まぁいっか！せいぜい綱吉君を引き立てるいい脇役ぐらいにはなって、ねっ！」
全−主「「「！！？」」」
Aは片足を引いて一気に力を込める
ドゴンッと音をたてて、コンクリートにヒビが入り、僅かに破片を飛び散らせて力強く駆け出していく
そのスピードにも驚きを感じさせられたが、今までとはまるで異なる強い勢い
これまでのAは、どこかトリッキーで勢いよりも身軽さの方を強く感じていた
だが、駆け出すそのさまは、まるで獲物を狩るライオンのような気迫を持ち、今までの彼女とは違うのだということをたったそれだけの動きで感じ取ったのだ
主「あはっ！」
左側のポーチに手を突っ込み、白と紫のチェックでデザインされたシンプルな匣を2つ取り出し、リングに炎を灯して開匣する
なかからは普段Aは使っているものとよく似たデザインの短剣が1本ずつ現れ、しっかりと両手に持つと、ツナに襲い掛かる
山「そうはいかねーぜ！！」
ガキーンッ！！
だが、それを阻むように山本の刀とAの短剣が交わりあい、甲高い金属音を奏でる
ギリギリとせめぎあい、ともに2本、得物を持っているため、防いでいなかったもう片方の刀と短剣で更に応戦する
その瞬間、Aはせめぎあっていたほうの腕から力を抜き、山本の刀を華麗に受け流すと体勢を捻り、もう片方の刀も避けるとともに、力強く踏み込んで短剣を彼の首に向けて走らせる
獄「野球バカ！下がれ！！」
獄寺の声に従い、山本は抜群の足運びでAとの間合いを開け、後ろに下がる
それとともに、獄寺はVGのロケットボムをAへ向けて放つ
もちろん、それに余裕で反応した彼女もまた見事な足運びでかわすのだが、追跡(ホーミング)能力も備え付けられているボムは、避けたAを追いかけていく
―――
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桜mochi(プロフ) - 教えてくれて有難うございます！！私もやってみたいと思います。アドバイスありがとうございます！ (2013年11月28日 22時) (
レス) id: 8c2077d236 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 六波さん» あわわっ、指摘ありがとうございます！あとでしっかりと直していきます＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 桜mochi様＞ありがとうございます！え、えっとそんな大層なことは言えないですが、とりあえず、目の前の話だけでなく先の話、展開も考えていくことでしょうか？ただ先を見すぎてばかりでもダメなのですがねｗ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - アオイ様＞展開は結構頭ひねって考えているのでそういってもらえると嬉しいです！ただ、矛盾点とか後々への伏線とか考えてると書くのに結構時間かかってしまうんですよねｗそれも楽しみですが＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
六波 - 85話のとこが『かかわrず』になってます。『関わらず』ですよね？…なんか図々しくてすみません!!m(_ _)m (2013年11月27日 21時) (レス) id: f6706bba81 (このIDを非表示/違反報告)
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