57話 ページ17
主「特別に教えてあげる、おレは普段、道化Aを名乗る時は、シルクファミリーのボスとの約束で、ある程度力をセーブしてるの
戦闘能力に戦闘スタイル、そして、リングだって別に支給されたB級のものを使わないといけないんだ」
あくまで道化Aとミザールは別の人物としてみられるよう、一人称も口調も変え、雰囲気や殺気にもある程度の変化をつけた
その強さを前にすれば、一般人ではないと思われることはよくあるのだが、シルクファミリー外部要員、道化Aだと名乗れば大抵の者は納得し、もともとシルクについてもあまり知らないために深く突っ込んでこない
だからこそ、Aは今まで自ら最高幹部、雲の道化師ミザールだということをファミリー以外の誰にも知られることは基本的になかったのだ
主「だけど今回は別なの！」
パァァァッと表情を明るませ、胸の前でぎゅっと拳を握れば、キラキラとした瞳で嬉しそうに語り始める
主「死ぬ気の到達点に達した綱吉君が相手だから普段のセーブされた力じゃ対抗しきれない、だからボスに許可取ったの！もし綱吉君と戦うことになったらミザールと戦うことを許してって」
綱「つまり、今のお前は力のセーブをされていない、本当の力が使えるということなんだな」
主「うん！ミザールとして戦えば最高幹部に与えられたA級のシルクリングを使える
だって、A級オーバーの73をB級のリングで相手にするのはさすがに荷が重いでしょ？
そして・・・このステージの幕が下りた後に始まる最終幕のためにも名乗ることは必要だったの」
握りしめていた拳を開き、胸に溜まる興奮をゆっくりと抑えると、にこりを幼く微笑み、ツナをその冷たい瞳で捕らえた
主「じゃあ、綱吉君はじめようよ、獄寺君と山本君はどうでもいいけど、君はおレの共演者としてふさわしい子、さいっこうの最終幕に向けて一緒に第2幕を演じようよ」
綱「たとえお前が誰であろうとオレは死ぬ気でお前を止める、絶対に誰も死なせない、殺させるつもりはない」
静かに睨み合うツナとA
ここに第2幕の開演の合図が告げられたのだった
―――
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桜mochi(プロフ) - 教えてくれて有難うございます！！私もやってみたいと思います。アドバイスありがとうございます！ (2013年11月28日 22時) (
レス) id: 8c2077d236 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 六波さん» あわわっ、指摘ありがとうございます！あとでしっかりと直していきます＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 桜mochi様＞ありがとうございます！え、えっとそんな大層なことは言えないですが、とりあえず、目の前の話だけでなく先の話、展開も考えていくことでしょうか？ただ先を見すぎてばかりでもダメなのですがねｗ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - アオイ様＞展開は結構頭ひねって考えているのでそういってもらえると嬉しいです！ただ、矛盾点とか後々への伏線とか考えてると書くのに結構時間かかってしまうんですよねｗそれも楽しみですが＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
六波 - 85話のとこが『かかわrず』になってます。『関わらず』ですよね？…なんか図々しくてすみません!!m(_ _)m (2013年11月27日 21時) (レス) id: f6706bba81 (このIDを非表示/違反報告)
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