54話 ページ14
綱(確かに、ピエロさんにとって、今、オレ達は敵かもしれない、だけどオレは・・・・・・)
下唇を噛み締め、拳を固く握りしめる
獄寺と山本はツナの言葉を待つかのように、Aを視界から離さないようにしつつ、横目で表情を伺っている
綱「オレは・・・・・・戦いたく、ないです」
実にツナらしい回答だった
確かに所属は違うし、ファミリー同士が敵対すれば必然的に敵同士になってしまう
それでもツナはAと戦いたくなかった
だが、ツナがそう思う理由はそれだけではなかったのだ
綱「オレ・・・この戦いが始まる前からなんだか違和感を覚えてたんです
本当にどこかのファミリーが、それともシルクがボンゴレに攻撃を仕掛けてきてるだけのものなのかって、ピエロさんがシルクから命令を受けたのも、ただ邪魔な人を足止めするって理由だけじゃないんじゃないですか！？」
主「・・・・・・」
笑顔を浮かべたまま、Aはその問いかけに応えない
だが、その笑顔はとても楽しそうで、どこかワクワクしたものであることは確かだ
主「まぁ、そういったことを話すつもりはないんだけど〜、とにかく綱吉さんはJeと戦いたくないってことでいいんだよね〜」
綱「・・・はい」
静かな時間が流れ、ツナのまっすぐな瞳と、Aの鋭い三白眼が交わり合う
微妙な緊張感があたりに漂い、ツナは思わずごくりと生唾を飲んだ
主「ふ〜ん、じゃあJeはここの後片付けを済ませて次の担当地域に向かうとするよ〜」
そういうと、匣を取り出しておもむろに開匣する
匣からは鎖が勢い良く飛び出し、6方向へと散る
そして、それぞれの鎖はザンザスの胴体に巻きつき、何重にも巻きつけると、自らの方へと引き寄せてきた
綱「なっ！？ザンザス達をどうするつもりですか！？」
主「え〜、だっから後片付けだってば〜、Il達は意識飛ばしてるだけでまだ死んじゃいないからね〜、最も結構な力こめて殴るなり蹴るなりさせて昏倒したから、ダメージについては結構でかいけど〜」
ヴァリアー全員がまだ生きていると聞いて安心するところもあるのだが、どちらにせよこのままではAの手によって殺されてしまう
それだけは絶対に避けなければならない
綱「ダメです！そんなことさせません！！」
主「じゃあ、Jeと戦うってことでいいの〜？」
綱「くっ・・・・・・」
―――
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桜mochi(プロフ) - 教えてくれて有難うございます！！私もやってみたいと思います。アドバイスありがとうございます！ (2013年11月28日 22時) (
レス) id: 8c2077d236 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 六波さん» あわわっ、指摘ありがとうございます！あとでしっかりと直していきます＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 桜mochi様＞ありがとうございます！え、えっとそんな大層なことは言えないですが、とりあえず、目の前の話だけでなく先の話、展開も考えていくことでしょうか？ただ先を見すぎてばかりでもダメなのですがねｗ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - アオイ様＞展開は結構頭ひねって考えているのでそういってもらえると嬉しいです！ただ、矛盾点とか後々への伏線とか考えてると書くのに結構時間かかってしまうんですよねｗそれも楽しみですが＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
六波 - 85話のとこが『かかわrず』になってます。『関わらず』ですよね？…なんか図々しくてすみません!!m(_ _)m (2013年11月27日 21時) (レス) id: f6706bba81 (このIDを非表示/違反報告)
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