52話 ページ12
間合いを一気に詰め、渾身の力を持って、剣をAへ向かわせる
だが――――
パアァァァン・・・・・ッ！
Aに当たる前に刀身は砕け散り、リングははじけ飛ぶ
目を見開き、信じられないという表情を見えるスクアーロに、Aは冷たい目を向け、拳を固めた
主「ヴァリアー諸君、Vous達はじっつにつまらない共演者だったよ〜、だっけどま〜、最後までお疲れ様で〜した！もう強制退場してくれて構わないよ〜」
ニコリを笑顔を送ると、拳を懐へと勢いよく向けてせる
題の男が上へと上がるほどの力を込められた拳は容赦なく腹部を殴りつけ、少量の血を吐きながら、とうとうスクアーロも地面へと叩きつけられ、倒れてしまったのだった
山「スクアーロ！！！」
獄「ウソだろ、おい・・・ピエロ1人に相手にヴァリアーが全滅なんて、ありえるかよ・・・」
リ「しかもあの現象・・・・・・一体どうなってやがんだ？」
ボスであるザンザスとヴァリアー幹部達が、Aというたった1人の少女のよって、不可解な現象の下、あっさりと倒されてしまったことがリボーン達はいまだ信じられないようだ
だが、ただ1人、彼らとは異なる理由で呆然とする者がいた
綱「ピエロさん・・・・・・」
ガンッ、と音がしそうなほど強く鉄格子を掴み、悲痛な表情を浮かべる
綱「なんでっ！なんでこんなことをするんですか！！ピエロさん！！！」
苦しげな、そしてそのつらい表情が、ツナの心の中で渦巻いている感情を容易にあたりに伝えていった
なぜ、Aがこんなことをできたのか
Aは仲間なのではないのか
なぜ・・・・・Aはこの状況の中でずっと笑顔でいられるのか・・・
たくさんのなぜと、否定したい現実が一気に押し寄せ、鉄格子を握る手に力を込めさせる
ここに来たのは、ただAを助けたかったから
しかし、予想していたものとまるで真逆の状況に自分がなにをすべきなのか、そしてどう判断すべきなのかまるでまとまってこなかった
主「なんで、って、そ〜んな単純なこともわかんないの〜？」
こちらに顔を向けることなく、にこにこと笑ったままのA
上着の裏側から四角い機械を取り出し、中央についている丸く赤いボタンを押せば、鉄格子の一部が開いた
ツナはそれを見つけると、誰よりも先にそこから鉄格子を抜け、ようやくこちらをみたAと視線を交わらせた
―――
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桜mochi(プロフ) - 教えてくれて有難うございます！！私もやってみたいと思います。アドバイスありがとうございます！ (2013年11月28日 22時) (
レス) id: 8c2077d236 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 六波さん» あわわっ、指摘ありがとうございます！あとでしっかりと直していきます＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 桜mochi様＞ありがとうございます！え、えっとそんな大層なことは言えないですが、とりあえず、目の前の話だけでなく先の話、展開も考えていくことでしょうか？ただ先を見すぎてばかりでもダメなのですがねｗ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - アオイ様＞展開は結構頭ひねって考えているのでそういってもらえると嬉しいです！ただ、矛盾点とか後々への伏線とか考えてると書くのに結構時間かかってしまうんですよねｗそれも楽しみですが＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
六波 - 85話のとこが『かかわrず』になってます。『関わらず』ですよね？…なんか図々しくてすみません!!m(_ _)m (2013年11月27日 21時) (レス) id: f6706bba81 (このIDを非表示/違反報告)
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