第42夜 party 1 ページ44
ドンドン、と扉を叩く音がして、目が覚めた。
どうやら私は部屋に着いてから、団服のままベッドに寝ていたらしい。
外は茜色よりも少し暗い色で染まっていた。
神田の四分の三ほどの長さだろうか、肩より少し下ぐらいまである黒い髪をポニーテールにまとめ、服が乱れてないか確認し、ドアを開けた。
ドアを開けると神田が立っていた。
これまで私が髪を結んでいる所を見たことが無かった為か、少し驚いているようだったが、直ぐにいつもの表情に戻り、行くぞ、と一言だけ言って歩きだした。
置いて行かれないように必死について行きながら、何処に行くんだけ、あぁ、食堂へ行くんだった、でも何で食堂なんだろう、と考えていると、食堂に着いた。
待っとけ、と言われて数分待つと、ラピスとリナリーもやって来た。
ラピスも団服で少し吃驚したが、ラビ達が先に戻った時に寸法やデザインを予め伝えていたらしく、長袖にスリットが入った膝下まであるスカートは、流石元女王、とでも言うべきだろうか、見事に着こなされていて似合っていた。
二人が来たことをを確認して、神田が扉を開き、中へ入っていく。
神田に続いて私達も入っていくと、クラッカーが彼方此方で鳴らされた。
「A、ラピス、ようこそ黒の教団へ!」
テーブルの上に所狭しと並んだ沢山の料理。
恐らく、立食パーティだろう。
天井は紙で作られた花やテープで飾られ、真ん中の方には「A、ラピス、ようこそ黒の教団へ!」と書かれた看板があった。
A 「あ、白峰Aです。えっと、早く教団に馴染めたらいいなぁとおもいます。よろしくお願いします。」
ラピス 「ラピス・ラズリです。皆さんのお力に少しでもなれるよう、微力ながらも頑張りますので、よろしくお願いいたします。」
突然マイクを渡されて、動揺する私に対して、素晴らしい挨拶を述べるラピス。
何かとても恥ずかしくなってきて、更に緊張してしまう。
リーバー 「それでは、毎度のことながら仕事がまだ終わっていない為不在の室長に代わり俺が。新しい仲間の入団に乾杯!」
リーバーがグラスを掲げ、皆も其れに続いてグラスを掲げた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
どうも、璃羅です。
今回、やたら地の文が多くなってしまった。
しかも、一文一文が長くて、読みづらくなってしまって、すみません……
次回更新予定日:8月30日
第43夜 party 2→←第41夜 group clothes 2
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
ラッキーキャラクター
アポクリフォス
71人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
魅録 - 璃羅さんの神田ヤバイッ!サイコーです!更新がんばってください(*^^*) (2014年6月26日 23時) (レス) id: 4eaacd5b0d (このIDを非表示/違反報告)
璃羅 - 本当ですか!?とても嬉しいです♪すみません、中々更新できなくって、どうしても一週間に一度、みたいになってしまって…… (2013年8月28日 17時) (レス) id: ebc64a422c (このIDを非表示/違反報告)
如月蘭 - 今回もとてもおもしろかったです!次の更新が待ちきれませんww (2013年8月26日 12時) (レス) id: 4af29fb737 (このIDを非表示/違反報告)
璃羅 - ありがとうございます!嬉しいです。これからも、頑張って書きますね♪ (2013年8月21日 17時) (レス) id: ebc64a422c (このIDを非表示/違反報告)
如月氷菓 - 初めまして!小説読まさせていただきました!とても面白かったです(`・∀・´)続きを楽しみにしています♪ (2013年8月21日 15時) (レス) id: 51e90738dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:璃羅 | 作者ホームページ:http://saphir221.blog.fc2.com/
作成日時:2012年11月1日 21時