第28夜 crack ページ30
A 「えっ何?何?」
神田 「っ!離れるな!」
神田に手を引かれる。
地面の揺れがさらにひどくなる。
神田が地面を蹴り、跳躍する。
私も地面を蹴り、跳ぼうとするが、長いローブを着ている所為でそこまで跳べない。
それを神田が私を引っ張り、私はお姫様だっこをされている格好になっている。
A 「神田!?」
地面にひびが入り始め、一気に崩れていった。
上から何か降ってきているような感じがして、空を見上げると、なんと、空にもひびが入り、崩れ始めていた。
しかし、降ってくるものは白く、冷たく、触るとすぐに消えてしまう。
これは、雪だ。
崩壊した部分から見える空は、綺麗な夜空が広がっていた。
神田が下へと降り立つ。
そこは、煉瓦で出来た道の上だった。
さらに、その道の先には大きなお城をバックに、オレンジ色の髪の男と、髪の長い男が居た。
A 「ラビにクロス?」
ラビ 「大丈夫さー?」
そう言いながら、此方へ駆けてくる。
しかし、いきなりその足が止まった。
A 「?」
ラビ 「ユウ、Aとそんな仲だった……」
神田 「んだと、テメェ……つか、ファーストネームで呼ぶんじゃねぇこの馬鹿ウサギ!」
A 「いったー!ちょ、神田、いきなり落とすな!」
ラビの言葉により、神田は怒って抜刀した。
そして、それまで神田にお姫様だっこをされていた私は突然支えを失い、地面へと落下した。
慌ててラビが私に手を差し出す。
クロス 「やれやれ……」
A 「そうだ、任務……」
クロス 「これか?」
クロスは手のひらに歯車のようなものを持っていた。
A 「これ?」
クロス 「そうだ、イノセンスだ。そして、適合者はあの城にいる。準備をしたいから、あと2日待ってくれと言われたからな。」
ラビ 「そうそう、その間、あの城に泊まれるんさー!」
A 「でも、荷物…」
クロス 「途中で持ってきた。」
「ホレ」っと渡された荷物を確かめると、確かに私達の荷物だった。
神田 「さっさといくぞ。」
ラビ 「ちょ、待つさ―!」
気がつくと、雪は止んでいた。
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どうも、璃羅です。
first missionにやっと終止符が打てて少し嬉しいです!
次回更新予定日:6月1日
第29夜 new member→←第27夜 first mission 17
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魅録 - 璃羅さんの神田ヤバイッ!サイコーです!更新がんばってください(*^^*) (2014年6月26日 23時) (レス) id: 4eaacd5b0d (このIDを非表示/違反報告)
璃羅 - 本当ですか!?とても嬉しいです♪すみません、中々更新できなくって、どうしても一週間に一度、みたいになってしまって…… (2013年8月28日 17時) (レス) id: ebc64a422c (このIDを非表示/違反報告)
如月蘭 - 今回もとてもおもしろかったです!次の更新が待ちきれませんww (2013年8月26日 12時) (レス) id: 4af29fb737 (このIDを非表示/違反報告)
璃羅 - ありがとうございます!嬉しいです。これからも、頑張って書きますね♪ (2013年8月21日 17時) (レス) id: ebc64a422c (このIDを非表示/違反報告)
如月氷菓 - 初めまして!小説読まさせていただきました!とても面白かったです(`・∀・´)続きを楽しみにしています♪ (2013年8月21日 15時) (レス) id: 51e90738dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:璃羅 | 作者ホームページ:http://saphir221.blog.fc2.com/
作成日時:2012年11月1日 21時