第18夜 first mission 8 ページ20
小鳥のさえずりが聞こえて、窓から眩しい光が差し込んだ。
私は目を開ける。
気持ちのいい朝だ。
A 「神田……起きてる?お……あれ?いない…?」
隣のベッドを見ると、そこに神田の姿は無かった。
何処かへ行ったのかと思い、宿を出て森の中を進んでみる。
森といっても、けもの道では無い為、とても進みやすい。
少し進むと、遠くから木が倒れるような音がした。
その音がした方向へ、行ってみる。
するとそこでは神田が六幻の稽古をしていた。
A 「すごい……」
次々と目の前で繰り広げられるアクロバティックな神田の動きに、ただただ驚きしか浮かんでこなかった。
神田 「……そこにいるのは誰だ?」
A 「!!」
神田が此方の方へ走って、私の目の前にある木を斬り、私の首筋に目掛けて六幻を振るってきた。
斬られる…!と思って目をつぶる。
しかし、首元に痛みが走ることはなかった。
A 「……?」
神田 「お前、此処で何やってるんだ?」
恐る恐る目を開けてみるとそこには不機嫌な表情で神田が目の前に立っていた。
神田 「だから、何で此処に居るんだ?」
A 「い、いや、神田が何処に行ったのかなと思って……」
神田 「俺が何処に行こうと、お前には関係ないだろ。」
A 「そうだけど……」
神田 「そうだけど?」
A 「何でもない!」
神田 「は?何が『何でもない』んだ?」
「そういえば、」と神田が続ける。
神田 「汽車に乗っているときも『一人ぼっちは嫌だ』、『ずっとそばに』とかほざいてたな。」
A 「そんなこと言った覚えはない!」
神田 「っ!お前が寝てる時の話だったな……」
A 「はっ?」
神田 「……なんでもない。」
A 「そっちから吹っかけておいて、それは無いでしょ!」
神田 「朝食。」
A 「何?」
神田 「朝食、食べに行くぞ。」
A 「訳わかんない!」
こうして、強引に神田によってレストランへと連れていかれて、朝食を食べることとなった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はい、璃羅です。
この二人、喋り過ぎですね。
次回更新予定日:3月21日
第19夜 first mission 9 神田side→←第17夜 first mission 7
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魅録 - 璃羅さんの神田ヤバイッ!サイコーです!更新がんばってください(*^^*) (2014年6月26日 23時) (レス) id: 4eaacd5b0d (このIDを非表示/違反報告)
璃羅 - 本当ですか!?とても嬉しいです♪すみません、中々更新できなくって、どうしても一週間に一度、みたいになってしまって…… (2013年8月28日 17時) (レス) id: ebc64a422c (このIDを非表示/違反報告)
如月蘭 - 今回もとてもおもしろかったです!次の更新が待ちきれませんww (2013年8月26日 12時) (レス) id: 4af29fb737 (このIDを非表示/違反報告)
璃羅 - ありがとうございます!嬉しいです。これからも、頑張って書きますね♪ (2013年8月21日 17時) (レス) id: ebc64a422c (このIDを非表示/違反報告)
如月氷菓 - 初めまして!小説読まさせていただきました!とても面白かったです(`・∀・´)続きを楽しみにしています♪ (2013年8月21日 15時) (レス) id: 51e90738dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:璃羅 | 作者ホームページ:http://saphir221.blog.fc2.com/
作成日時:2012年11月1日 21時