第14夜 first mission 4 神田side ページ16
長い沈黙を破ったのは、少女のほうだった。
A 「……ねぇ、ラビもクロスも死んでないよね……」
神田 「チッ、さっきからうるせえな!」
A 「そんなに怒らなくてもいいじゃない……」
開口一番、任務のことじゃなく、ラビとクロスについて聞いてきたことにいら立っていた俺が少女を再び静かにさせるべく口を開いた時、遠くからラビの「おおーい!」という声がした。
後ろを向くと、ラビとクロスが手を振りながら、此方へ来ていた。
ラビ 「神田、ひどいさ〜」
クロス 「じゃあな!」
A 「ちょ、クロス!」
ラビ 「待つさ!」
そして、クロスを追いかけていこうとして俺の横を通った時、ラビが「気をつけろ。」と言って、そのまま去ってしまった。
隣の少女は訳がわからない、といった感じで二人が走って行った方向を見ていた。
しかし、ラビの言葉には全く気付いていないようだった。
一体何に気をつけろというのか。
まぁ、何にせよ、この六幻で全てを斬ればいいだけのこと。
考えるだけ無駄、という結論に辿りついた俺は、あたりが暗いことに気がついた。
もう、夜か。
昨日この少女は倒れていたし、また倒れられても困る……
そう思った神田は、とりあえず宿に泊まることにした。
A 「い、いいの?」
神田 「……」
A 「神田!」
神田 「……」
面倒だから何も返さずにいると、少女が突然、前に飛び出てきて、俺の両腕を掴んだ。
A 「神田、さっきからなに怒ってるの!」
神田 「知るかよ!」
少女の手を振りほどき、先ほどよりも足早に歩いていく。
宿に着くまでそれ以降、少女も俺も口を開くことはなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
……もうここ1カ月ぐらい、ログインに挑戦するのを放棄してしまっている璃羅です。
またいつか、ログイン成功するといいな……
次回更新予定日:2月14日
第15夜 first mission 5→←第13夜 first mission 3 神田side
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魅録 - 璃羅さんの神田ヤバイッ!サイコーです!更新がんばってください(*^^*) (2014年6月26日 23時) (レス) id: 4eaacd5b0d (このIDを非表示/違反報告)
璃羅 - 本当ですか!?とても嬉しいです♪すみません、中々更新できなくって、どうしても一週間に一度、みたいになってしまって…… (2013年8月28日 17時) (レス) id: ebc64a422c (このIDを非表示/違反報告)
如月蘭 - 今回もとてもおもしろかったです!次の更新が待ちきれませんww (2013年8月26日 12時) (レス) id: 4af29fb737 (このIDを非表示/違反報告)
璃羅 - ありがとうございます!嬉しいです。これからも、頑張って書きますね♪ (2013年8月21日 17時) (レス) id: ebc64a422c (このIDを非表示/違反報告)
如月氷菓 - 初めまして!小説読まさせていただきました!とても面白かったです(`・∀・´)続きを楽しみにしています♪ (2013年8月21日 15時) (レス) id: 51e90738dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:璃羅 | 作者ホームページ:http://saphir221.blog.fc2.com/
作成日時:2012年11月1日 21時