[神田ユウ] 緋と蒼 [D.Gray-Man]

第11夜　first mission 1 ページ13

日光が窓から差し込み、重い瞼を上げると少女は驚いた。

A 「っ!この、変態じじいが〜!」
クロス 「いてっ!止めろ!痛いだろーが!」

私が驚きの余り、投げたフィーナが顔面に命中したのか、顔を押さえてクロスがうずくまる。

A 「何しに来たんですか!」
クロス 「いや、ちょっとな。」
A 「酒を飲むのなら、自室でお願いします。」
クロス 「いや、そうじゃなくて」
A 「なら変態行為でもしに来たんですか。それとも、死にに来たんですか。」
クロス 「違う、コムイが俺とお前を室長室へ来いって言ってるのに、寝てるから起こしに来たんだよこの馬鹿弟子が!」
A 「そうでしたか。すみませんでしたね!」

　そのようなやりとりをした後、急いで準備をした後、室長室へと向かった。
　室長室へ入ると、コムイは椅子に座っていた。

コムイ 「おはよう、Aちゃん。起きたばかりで悪いんだけど、任務へ向かって貰ってもいいかな?」
A 「……もしかして、クロスと一緒にですか?」
クロス 「それはどういった意味で言っているんだ?」
コムイ 「まぁ、二人共、一度落ち着」

　コムイが何かを言いかけたところで、誰かがドアを開け、入ってきた。

ラビ 「おはようさー!」
神田 「……チッ」
コムイ 「ラビに神田君、おはよう。」
クロス 「こいつらも任務か?」
コムイ 「そうだよ。ラビ、例の「あれ」、頼んだよ。」
ラビ 「分かったさ!」
神田 「チッ、なんで俺もこいつらと一緒に行かなきゃいけねぇんだよ!」
A 「え、神田も来るんですか?」
コムイ 「まぁ、訳あってね……」
クロス 「賑やかになるねぇ〜」
ラビ 「俺とAだけで十分さ!」
A 「ラビ、苦しい！」
神田 「離れろ馬鹿兎!」

　時々ラビに抱きつかれながら、私の初任務はスタートした。

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アレンは諸事情(食べ過ぎからの腹痛)で、参加できませんでした。
ドンマイ、アレン！

次回更新予定日:1月24日

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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あずきいろ

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西 - この方角に福があるはずです

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