第9夜 in the infirmary 3 神田side ページ11
A 「……神田」
神田 「何だ」
A 「……お腹すいた。」
俺は夕食…と言っても、既に23時を過ぎている為、夜食だが――を渡す。
A 「ありがと。」
少女がサンドイッチを食べる姿を椅子に座り見ていると
A 「今日はありがとう。」
神田 「……?」
A 「此処まで私を運んでくれたの、神田でしょ。それに、食事まで持って来てくれたし……」
神田 「それはコムイとリナリーに頼まれたからだ。」
A 「でも、断らないでやってくれたから、」
ありがとう、と少女が自分を見て微笑む。
それを見ていると、心が暖かくなっていくような気がした。
A 「神田も笑うんだね。ずっと睨み付けてる感じだったからちょっと意外かも。」
少女の言葉を聞いて、神田は少々驚いた。
まさか、自分が会って1日しか過ごしてない相手に笑うなんて。
A 「サンドイッチ、10個も食べられないから、一緒に食べてよ。ね、神田……神田?」
突然、顔を覗き込むようにして見られた俺は、びっくりした。
A 「神田も一緒に食べてよ。」
神田 「食べ切れそうになかったら、残せばいいだろ。」
A 「残したら勿体無いじゃん。」
少女がサンドイッチを手に取り、俺の口に入れる。
神田 「………ふがっ」
A 「美味しいでしょ!」
神田 「…………何しやがる!」
A 「美味しくなかった?」
神田 「そうじゃ」
カーテンがシャッと開けられる。
男 「夜な………」
男が目をこすり、再度此方を見る。
俺は少女の頭の横あたりに手を付き、もう片方の手で胸元を締め上げている。
少女はというと、片手に何かを持って、空いている手で己の頭を自分の方へと引き寄せている。
男 「そっそういうことは、よそでしてください!」
男は少女が健康なことを確かめると、神田と少女を廊下へ追いだした。
頭が痛い。
このことが教団に広まらないうちに、いっそのこと逃げてしまおうか。
しかし……
A 「……サンドイッチ、あと2つだから、1個ずつたべよう!」
目の前で微笑む少女を見ると、やはり少女を放っておくことはできそうになくて。
少女の手から、サンドイッチを受け取る。
そして食べ終わり、少女を少女の部屋まで案内していると……。
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明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!
DSでログインした状態をキープ出来ない……!
次回更新予定日:1月10日
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魅録 - 璃羅さんの神田ヤバイッ!サイコーです!更新がんばってください(*^^*) (2014年6月26日 23時) (レス) id: 4eaacd5b0d (このIDを非表示/違反報告)
璃羅 - 本当ですか!?とても嬉しいです♪すみません、中々更新できなくって、どうしても一週間に一度、みたいになってしまって…… (2013年8月28日 17時) (レス) id: ebc64a422c (このIDを非表示/違反報告)
如月蘭 - 今回もとてもおもしろかったです!次の更新が待ちきれませんww (2013年8月26日 12時) (レス) id: 4af29fb737 (このIDを非表示/違反報告)
璃羅 - ありがとうございます!嬉しいです。これからも、頑張って書きますね♪ (2013年8月21日 17時) (レス) id: ebc64a422c (このIDを非表示/違反報告)
如月氷菓 - 初めまして!小説読まさせていただきました!とても面白かったです(`・∀・´)続きを楽しみにしています♪ (2013年8月21日 15時) (レス) id: 51e90738dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:璃羅 | 作者ホームページ:http://saphir221.blog.fc2.com/
作成日時:2012年11月1日 21時