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化け物が百二十七匹。 ページ40

んで、そうこうしてる間に俺は三つの握り飯と弁当箱一つを完食していた。



「〜っもう、無理して食べなくて良かったんだよA君!」
「そ、そうだよ。僕のせいで気分悪くなったりしたら……」

「俺は、握り飯の具は唐揚げじゃねェと許せねェ」

「「……えっ?」」



いつものアホ面を更に悪化させて二人は口を開き目を瞬かせた。



「玉子焼きも、しょっぱいヤツのが好きだ」
「う、うん?」
「だからテメェらの作ったモンはマズい」
「え、えぇ……」
「!」


うなだれたチビに、もじゃ男がハッと何かに気づいたように顔を上げ、次にチビの肩をトントンと叩き耳元でその何かを囁く。
するとチビは、暗かった顔を一変させ俺を見つめた。



「ね、私たちのご飯そのものの味はどうだったん?」
「あ?だからマズいって……」
「それはA君の好みの問題でしょ?それ抜きにしたら、どうだった?」



目をきらきらと輝かせて返事を待つチビ。その隣でもじゃ男も俺から視線を外さずにじっと見てる。



「……」



俺は少し考えた。

考えて、二人の目を見ずに言った。




「……テメェらにしては、上出来なんじゃねェの」
「「!!」」





瞬間、ぱあっと周りに花でも咲いたみてェに喜ぶソイツらは、やったやったとハイタッチをする。
その光景にデジャヴを感じながら、俺は食堂を出た。

化け物が百二十八匹。→←化け物が百二十六匹。



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作品ジャンル:アニメ
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あげあげ! - 主人公のツンツンデレ具合がちょうど良すぎて死にそう(吐血) (7月16日 23時) (レス) id: 94845ca325 (このIDを非表示/違反報告)
●龍●(プロフ) - うふさん» あなた様にこの小説が読み返されていることがとても幸福です!確かにみんな格好良いですよね…! (7月14日 13時) (レス) id: 5b64b63f06 (このIDを非表示/違反報告)
うふ - 読み返すたび毎度思う、全キャライケメン。 (7月12日 3時) (レス) id: 54f25622c3 (このIDを非表示/違反報告)
●龍●(プロフ) - 餅原 葵さん» 初めまして、コメントありがとうございます!一之瀬君が人気でとても嬉しいです…!そう言っていただけて本当に有難いです!更新頑張らせていただきます! (7月3日 18時) (レス) id: 5b64b63f06 (このIDを非表示/違反報告)
●龍●(プロフ) - あいあむさん» コメントありがとうございます!自分も、この作品を愛してくださっているあなた様を愛しております!! (7月3日 17時) (レス) id: 5b64b63f06 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:●龍● | 作成日時:2017年12月25日 19時

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