チキンバスケッツ ！！

０１０: モテ期 ページ11

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しめ先輩に手を引かれたまま体育館へ戻ると、部員は休憩中だった。









謙太郎「あーーーーっ！お前らなに手繋いでんだよ！」









わたしたちに気づいたキャプテンが、真っ先に駆けつけてきた。








謙太郎「しめ、女神に気安く触るな」


A「女神って…(笑)」









そう言ったキャプテンは、わたしの肩に手を回す。








龍也「お前だって触れてるじゃねーかよ」


A「喧嘩しないでください。わたしは女神でもなんでもないので」









肩に回っているキャプテンの腕をさりげなく払い、練習へ戻る。←









美勇人「Aはモテて大変だな〜(笑)」


A「もー、森田先輩まで…」









上からわたしを見下ろし、ニヤニヤ笑う森田先輩。






ほんと、背高いな←









A「モテ期は幼稚園のときで終わったはずなんですけどね」


美勇人「またまた(笑)」




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