チキンバスケッツ ！！

００９: 成り行き ページ10

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A「しめ先輩！ミニゲーム始まりますよ」


龍也「知らねーよ。俺はもう筋トレで限界きてるの〜」


A「もう…」









やーめたっ。なんて言って、体育館の外の芝生に寝転ぶしめ先輩を説得中。









龍也「Aも寝よー」


A「わたしは部活に戻ります」


龍也「釣れないな〜そんな真面目ちゃんなのか」








部活に出る気になってくれたのか、しめ先輩は上半身を起こした。









龍也「に、しても。なんでバスケ部なんかに入ったの？」


A「わたしですか？それは…なんか成り行きで」←


龍也「成り行きねぇ」









大きなあくびをしたしめ先輩は、立ち上がりわたしの手を引いた。









龍也「体育館、戻りまーす」


A「お、急に気が変わりましたね」


龍也「成り行きでここまでしてくれるAに失礼だからね(笑)」








しめ先輩に手を握られたまま、歩く。








A「成り行きだけど。






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やるからにはしっかり仕事やりますから」




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