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「ギャッ」
小さく悲鳴を上げて後ろによろめくと、魔法薬の香りが漂ってすぐに犯人がわかる。
スネイプだ。
「始終は見ていた。ついてこい」
どうやらマダム・ポンフリーは朝食を取っていて今はいないらしい。
彼はすべて把握して、見かねて追いかけてきてくれたのだ。
いや、ユリが勝手に魔法薬を手にぶっかけるのを危惧してのことかもしれない。
いずれにせよ心配してくれたようなので、ユリは気まずくぽそぽそ礼を言った。
それから医務室に行くまで、スネイプはブツブツ小言を言った。
お前はなぜそうも危機管理がなっていないのか、「腫れ草」の膿の臭いくらいすぐに判別しろ、回避行動を取れ、異臭がするのに封筒を開けるな、救いようのないバカだな、など。
その一つ一つがユリの胸に突き刺さり、小さく呻きながらユリは謝りとおした。
医務室に着くとスネイプは棚から小瓶を二つ取り出し、ユリの知らない組み合わせでそれらを混ぜた。
それをピペットに入れて、ユリに手を広げるように言い、オデキの上に二、三滴垂らす。
すると、黄緑色の煙を上げて治っていく。
その作業をいちいち行って、やっと終わるころには、右手のオデキは跡形もなくなっていた。
スネイプは一つ舌打ちをして、無言でピペットを洗い、それきり出て行ってしまった。
あまりに呆気なく治ったので、ユリは暫しポカンとして……「薬草学」の時間が迫っているのに気付いて慌てて椅子から立ちあがった。
三人に心配されながらもう一度謝り、そしてニコニコで言う。
「さてね。ハーマイオニー、あの記者の
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あまね(プロフ) - いっぱいちゅき！ (2023年2月12日 23時) (
レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - 不死鳥の騎士団編がみたいだけなのにTwitter運営さんはそれを許してくれないようですかなし (2023年2月12日 14時) (レス) id: 29bd455e8b (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - みや。さん» ま、また凍結されてますね、、、ついてないですね、、、🥺 (2023年2月12日 14時) (レス) @page46 id: 29bd455e8b (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - みやさんの不死鳥の騎士団見たいですね(๑•̀ㅁ•́ฅ✨ (2023年2月11日 19時) (レス) @page46 id: b396ddc2bf (このIDを非表示/違反報告)
みや。(プロフ) - ダイアナさん» 一週間が経ってしまったので、移行しました。よろしくお願いします🙌 (2023年2月10日 13時) (レス) @page46 id: f8ad011ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや。 | 作成日時：2022年9月21日 19時
