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ユリはそれに笑い返したが、視線に気づく。
さっきまでダンブルドアと話していたダームストラングの校長だ。
冷たい、抜け目のない目がこちらをじっと見つめている。
ユリは少し困って小さく会釈したが、ダンブルドアが笑って代わりに紹介してくれた。
「イゴール。ユリ・グリンデルバルドさんじゃ。本校の優秀な生徒の一人じゃよ。君とも小さな縁があるじゃろう」
とたんに彼……カルカロフが息を止めた。
我が目を疑うという表情で、ユリの顔に向けた視線をゆっくりと移動させる。
そしてそれは、曇り空のようなホワイトブルーに釘づけになった。
元々悪い顔色から、さらに血の気が引いていく。
ユリは怖がられているのがわかって、もう一度ちょんと頭を下げてそそくさと退散した。
席に戻る途中で考える。
他校、特にダームストラングが来た以上、あまり活発に動くのはよくないかもしれない。
そもそも、何故ホグワーツでこんなにあっさり受け入れられたかと言えば、グリンデルバルドがダンブルドアがいるイギリス内で一切事件を起こさなかったからなのだ。
「ユリ、こっちに来いよ」
教職員テーブルのある段から降りたところで、スリザリンのテーブルから声がかかった。
マルフォイだ。
隣にはダームストラングの生徒が座っていて、怪訝な目でこちらを伺っている。
さっき、ロンが彼に対して興奮していた。
クィディッチで有名な選手らしい。
ユリはすっかり友だちになったマルフォイの言わんとすることを理解して、慌てて駆け寄った。
「紹介するよ。彼女はユリ……」
「シッ。シーッ」
栗きんとんの皿をローストビーフとロールキャベツの間にドン、と置いて、マルフォイの口を塞いだ。
そしてそのままローブのフードを引っ張って、壁際に連れていく。
「なん、なんだよ！」
「じいちゃんが世界中で嫌われてるの知ってるでしょっ？」
周りに聞こえないようにそう言うが、マルフォイはユリの心配事を理解して、ちょっと口の端を吊り上げた。
「お前のことはもう噂になってる。隠しても無駄さ」
「噂？」
マルフォイの言葉に、ユリはピタリと動きを止めた。
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あまね(プロフ) - いっぱいちゅき！ (2023年2月12日 23時) (
レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - 不死鳥の騎士団編がみたいだけなのにTwitter運営さんはそれを許してくれないようですかなし (2023年2月12日 14時) (レス) id: 29bd455e8b (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - みや。さん» ま、また凍結されてますね、、、ついてないですね、、、🥺 (2023年2月12日 14時) (レス) @page46 id: 29bd455e8b (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - みやさんの不死鳥の騎士団見たいですね(๑•̀ㅁ•́ฅ✨ (2023年2月11日 19時) (レス) @page46 id: b396ddc2bf (このIDを非表示/違反報告)
みや。(プロフ) - ダイアナさん» 一週間が経ってしまったので、移行しました。よろしくお願いします🙌 (2023年2月10日 13時) (レス) @page46 id: f8ad011ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや。 | 作成日時：2022年9月21日 19時
