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会場についた
『なんか人でごった返してんね』
ミサ「邪魔だなぁ」
前の方からお前らではダメだの、弱いだのと聞こえる
『ってかさここ2階でしょ?なんで301って書いてあんの?』
ミサ「幻覚だろ。さてオレらは行くぞ。早くしねぇとハナがまたどっか行っちまう」
『そだねー。はーいそこの君!通してくれないかな?』
一番前で足止めをしていたのは包帯を巻いた男と帽子(頭巾?)を被った男
「おっとお前みたいなのじゃここは通れないぜ?中忍試験を受けても死ぬぞ」
ミサ「死ぬのは構わない。そしてここは2階だろ。さっさとこの幻覚を解いてそこを通せ」
『はやくー早くしないとハナちゃんどっかに行くからーはよ!』
そう言うと空間がぐにゃりと歪んで301が201に変わった
いつの間にか足止めをしていたヤツらは消えていた
ミサ「行くぞ」
『あいあいさー』
待合室へと向かう
赤いデカイ扉の前に白い髪の男とハナちゃん、もとい15班の担当上忍
『ハーナちゃーん』
ハナ「おおやっと来たかー」
『入口が凄い人でさぁ』
「この子らが幻の15班?」
ミサ「誰だコイツ・・・」
ハナ「こらーミサ。年上の人にコイツなんて言っちゃダメでしょー」
「叱る気ないよねハナサク」
『ハナちゃんの友達?』
ハナ「そんな感じかな?」
「はたけカカシ。よろしく」
『月白Aです。こっちが双子の姉の紫黒ミサリア。宜しくお願いしますカカシさん』
カカシ「ミサリア・・・」
ミサ「ミサって呼んで」
ハナ「あんまり本名で呼ばない方がいいよー。殺されかけるから」
カカシ「なにそれこわ!」
ハナ「ここで足止めしちゃなんだからほらお行き。頑張ってね」
『バイバイハナちゃん!中忍になってくるー!』
キィ
バタン!と扉がしまった
カカシ「紫黒って」
ハナ「そうあの紫黒。暗部一族のね」
カカシ「月白ってどこかで・・・」
ハナ「ほら黒い蕾と白い花の」
カカシ「それって物語の花じゃないの?」
ハナ「リアルだよー。それが物語がになっただけーノンフィクションってやつ」
カカシ「ナルホド」
ハナ「さーて散歩にいこ」
次の瞬間風もなくハナサクは消えた
カカシ「これをあの2人は追ってるんだよな・・・」
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作者名:雨四光 x他1人 | 作成日時:2017年2月20日 18時