【NARUTO】黒い蕾と白い花 (ページ15)

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「･･･きろ･･･お･･･ろ･･･起きろ！」

ミサの声で目が覚める

『おはよー･･････ここ、どこ』

ミサ「ったく寝ぼけてんのか。中忍試験第３次試験会場だアホンダラ」

中忍試験･･･中忍試験･･･

『あ、そっか』

よっこいしょと立ち上がるとハナちゃんに殴られた腹が痛い

手加減ってのを知らないのかあの人は

ぐるっと見回すとざっと20人前後いた

『けっこう残ってんね』

ミサ「音の奴らもな。お前手加減しすぎだろ、生きてんぞアイツら」

『流石に殺しまでは出来ないよ』

一応試験だし

それから少し経って、班ごとに並べと指示された

班長はミサなのでわたしは後ろに並ぶ

ほかの班はスリーマウンセルなのでそこそこ浮いてる

『ミサミサ、火影様にハナちゃん、先生方勢揃いだねぇ』

ミサ「静かにしてろ」

アンコ先生の説明のあと、火影様の説明があった

国がどうだの、忍びの力がどうだの、依頼してくる人がどうだの、頭のいい人は言っていることがよっく分からん！

取り敢えずわかったふりをしておいた

私ってば偉い

ふむふむと適当に頷いていたらいつの間にか火影様の話は終わっていて、ゲホゲホと咳き込んでいる人が出てきた

三次試験は人が多すぎるため予選を今から行うそうだ

班関係無しの個人戦

対戦相手はスクリーンにランダムに映し出される

そして顔色の悪い具合の悪そうなこの人が審判をするそうだ

『えぇ、大丈夫なのあの人』

ミサ「中忍らしいから大丈夫だろ」

『そっか』

そして早速スクリーンに名前が映し出された

･･････

誰かはわからないけど取り敢えず私の名前ではないからよし

他の人らは危ないからと上に移動しろと言われたのでわやわやと移動を始める

『ハーナちゃーん！』

ハナ「おーさっさと移動しろー」

『ハナちゃんお腹めっちゃ痛いんだけど！』

ハナ「しょーがないだろー？お前らを止めるのは疲れるんだから」

ミサ「おらさっさと行くぞ」

『さて、私は寝ます』

試験である戦いが始まってすぐそう宣言した

ミサ「はぁ？さっき寝たばかりだろ」

『あれは気絶だよ。ないだろうけどミサと戦う事になったら体力もチャクラも必要だからねー温存温存』

そう言うと夢の世界へ飛び立った