岸辺露伴大好きな女の子

クージョージョータローのページ ページ9

振り返ってはいけない小道


杉本鈴美の小道に広瀬康一と迷い込んだ後の露伴


露伴「何だったんだあの道は」


康一「さぁ･･･じゃぁ露伴先生僕はこれで」


露伴「あぁ」


「あれ？露伴先生」


露伴「お前か」


「どうしたんですか？こんな所で。露伴先生もオーソンに来るんですね。なんか意外です」


露伴「オーソンに用があったわけじゃぁないんだがな。それよりお前はこんな所でなにしてる」


「これからあのグランドホテルに行くんです。クージョージョータローとかという東方仗助の親戚に呼ばれてるみたいなので」


露伴(承太郎さんが？)「僕もついてく。お前が失礼なことをしないように見張るだけだ。勘違いするなよ」


「ツンデレですか？ツンデレですね！」



露伴「ヘブンズドアーで僕に関する記憶を全て消してもいいんだぞ」


「それだけは！それだけは嫌です！ごめんなさい！」


露伴「はぁ･･･それよりお前ここから歩いて行くのか？」


「はいそうですけど」


露伴「お前は馬鹿なのか？馬鹿だったな。ここから杜王町グランドホテルまで歩くと最低でも30分はかかるぞ」


「あ、やっぱり？」



露伴「やっぱりじゃない！指定時間は何時だ」


「5時です」


露伴「あと20分･･･タクシーで行くぞ。運賃は僕が払う！」


「えぇ？！そんな！悪いです！」


露伴「うるさい黙ってろ！」









杜王町グランドホテル




露伴「空条承太郎に用事があるんですけど」


「少々お待ちください。･･････空条承太郎様でしたら○○号室にお泊まりになっております」


露伴「どうも」


「初めて入りましたけどすごい豪華ですねここ」


露伴「そうか？普通のホテルだと思うけどな」


「露伴先生ホテルとか嫌いそう」


露伴「そうでもないがな。この階だな、降りるぞ」


「はぁい。エレベーターって気持ち悪くなりません？」


露伴「僕はそうでもない」


○○号室


「この部屋ですか？病院みたいに名前とか張り出されてないんですね」


露伴「お前はホテルをなんだと思ってんだ」


コンコン


「はい」


ドアの奥から声がしてガチャ、とオートロック式のドアが開く


「先生？なんでアンタがいるんだ？」


露伴「いえ、僕はこいつに付いてきただけです」


「露伴先生、この人が？」


露伴「あぁ。この人が空条承太郎さんだ」


承太郎「初めまして。君が和心Aだな」


彼を見てAは一言言った


「デカ･･･」

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