2話 腕の紋章 ページ4
土方「ったく…最近はタバコが高くていけねーや。…ん?」
それはAがちょうど屯所から出てくる所だった
(近藤さんがこういうやつを出て行かせるなんて事ありえねぇしな…)
(こいつ、逃げる気か…)
土方「どこへいくんだ?」
土方がAに問いかける
A「お世話をおかけしました。もう出ていきます。」
その口調には抑揚や感情は入っておらず、まるで機械が話しているようだった
土方がAの腕をつかむ
土方「そういうわけにはいかねぇな。
お前は命を狙われてるかもしれねぇんだぞ。だから…!?お前、この腕…!?」
Aの腕には
鬼兵隊と並びに恐れられる暗殺集団
「黒蛇」の紋章が刻まれていた
ただこのAの腕に刻まれている紋章の上はたくさんの切り傷で覆い尽くされていた
A「私なんて死んだほうがいい。あの時に死んでいればよかった。」
土方「おい…」
Aはさらに続ける
A「私は命じられる通りにたくさんの人を殺してきた。もう護るものなんて何もない。
私の居場所なんてどこにもない。私が死んでも何も変わらない。」
Aの目はあいかわらずの光が見えない瞳である。
土方「…」
近藤「居場所がないならここに居ればいい。」
沖田「土方さんもAも、こんな所にいたんですかぃ?」
見ると真選組隊員が駆けつけていた
近藤「ここにいるやつらはな、みんなおまえさんのようなやつらばかりだ^^
人を殺した?そんなのうちのバラガキどもと同じもんさ。
このバラガキだらけの真選組にバラガキが1人増えた所で何にも支障はないしなぁ^^」
A「…」
沖田「そういうことでさぁ。わかったらさっさと中に入りなせぇ。」
土方「近藤さん…総悟…」
A「…」
Aは未だ無表情のまま
A「よろしくお願いします。」
_____黒部A、真選組隊員。
〜〜〜
―黒蛇について―
鬼兵隊と並びに恐れられる暗殺集団
じゃまだと思われる人や殺したい相手を依頼されるとその人を暗殺する
黒蛇は現在全国指名手配されている
Aもかつてはその集団の1員だった(腕の紋章より)
Aとその黒蛇には一体どんな事があったのだろうか!?
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ゆん♪(プロフ) - 総仁さん» 了解です^^ (2013年10月29日 22時) (レス) id: c6249535e8 (このIDを非表示/違反報告)
総仁(プロフ) - えっと。 真選組一番隊副隊長は…… です! (2013年10月29日 19時) (レス) id: 6e069474c7 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 見に来てください! (2013年10月27日 18時) (レス) id: 0f8c069bc1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん♪(プロフ) - 桜さん» 了解です!! (2013年10月27日 17時) (レス) id: c6249535e8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん♪(プロフ) - 総仁さん» ありがとうございます!! おぉ!!こんな私でよければ是非!! (2013年10月27日 17時) (レス) id: c6249535e8 (このIDを非表示/違反報告)
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