9話 ページ11
それからと言うもの私は火影に無理を言って両親が住んでいた家に住んでいる、と言ってもほとんど森にある家の方で寝泊まりしているだけで両親が住んでいた家では書物など趣味に浸って過ごす事が多い。
それともう一つイタチとか言うやつが私を見つけると用事をすっぽかしてでも追ってくる。(その度に私は肘を腹に入れて隙をついて逃げている)
ナルル)あいつは一体なんなんだ?
九喇嘛)ナルル、ワシが噛み殺してやろうか?
ナルル)それはそれで問題になるからやめて一応「うちは」の奴だから、殺したら見返りが来る。
九喇嘛)それもそうか。
ナルル)それに···何故あいつは私に構う?
九喇嘛)わからん。
ナルル)私は面白い奴でもないし。
九喇嘛)いや、お前といると面白いものが沢山見ていられる。
ナルル)優しくもない。
九喇嘛)この前こっそり見ず知らずのガキを家まで誘導していたのにか?
ナルル)可愛くも綺麗でもない。
九喇嘛)お前は今は可愛らしいが大人になる頃には美しくなっているだろうな。
ナルル)それに暴力的だ。
九喇嘛)それは正当防衛だ、それに強くて何が悪い。
ナルル)人望が薄い。
九喇嘛)お前にはワシが居る、他に必要ない。
ナルル)表情の喜怒哀楽ないし。
九喇嘛)お前は小鳥が羽ばたく瞬間を微笑んで見守り、仲のいい動物に何かあれば怒り、何か大切なものを無くすことに怯え泣き、趣味に浸り楽しい日々を送っているではないか。
ナルル)九喇嘛···一問一答の如く答えなくていいから···なんか、恥ずかしい。
九喇嘛)くくっ、よいではないか。
ナルル)もう。
九喇嘛)それよりいいのか?
ナルル)何が?
九喇嘛)イタチとかいうガキもう近くに来ているぞ。
その言葉を聞き立ち上がり走ろうとすると九喇嘛が何故か止める。
ナルル)なに?
九喇嘛)なぜお前は逃げるナルル。
ナルル)···。
九喇嘛)何か理由があるのだろ。
ナルル)あいつは噂に聞くと将来有望で頭脳明晰で、忍術もすごいと聞くそんな奴が私と居ては変に思われるだろう、それに···。
九喇嘛)それに?
ナルル)戸惑っているのかもしれない、私は前も含めあんなに構われたことが無いから。
九喇嘛)やはりお前は優しいなナルル。
あいつだって本当は迷惑しているはずだ、用事をすっぽかすなど家族や友人、先生に怒られ、呆れられているだろうから。
ナルル)はぁ。
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朔 - 続きが楽しみです。更新頑張って下さい。 (2018年1月28日 3時) (レス) id: 9e9d05f51c (このIDを非表示/違反報告)
黒い舞蝶(プロフ) - 狂桜氷華さんへ ありがとうございます!なんか九喇嘛とナルトって一心同体みたいだなと思って九喇嘛、甘える所が無いイタチを入れました! みんな、ちょっと辛い過去持ちって事で組み合せてみました!頑張って書きます! 応援ありがとうございます! (2016年7月23日 22時) (レス) id: 8572c8cc5e (このIDを非表示/違反報告)
狂桜氷華(プロフ) - 黒い舞蝶さん» めっちゃ面白いです!アイディア凄いですね!更新、頑張ってください!! (2016年7月23日 19時) (レス) id: c2eec20112 (このIDを非表示/違反報告)
黒い舞蝶(プロフ) - アスカさんへ わかりました!ありがとうございます! (2016年6月6日 18時) (レス) id: d6402286d6 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - 黒い舞蝶さん» 返信滅茶苦茶送れてすみません。原作入ってて、NARUTO アスカ で探すと出てくると思います! (2016年6月6日 18時) (レス) id: 84cc086e26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒い舞蝶 | 作成日時:2015年10月4日 0時