【青エク】魔神の娘のはずなのに悪魔の孫になりました【魔入間】 (ページ46)

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初めての魔術授業-その2- ページ46

ア「A様」

『何？』

アスモデウスの方をAは見るとクララの口を伸ばされている

『フッ！？急にどうしたの！』

ア「何やら元気がないご様子だったので…」

ク「おんぶする？」

『！』

ク「おんぶー！」

ア「何故貴様が乗る！」

『…ふふっ二人とも授業行こうか？』

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場所は変わって植物塔
A達は初めての魔術授業の為にやって来た

ス「魔生物担当のストラス・スージーです、ふいっ
皆さん、特殊な苗に手をかざして“クワンックワンッ”」

呪文を唱え終わると鉢の中にあった芽がすくすく育って可愛らしい花が咲いた

ス「ふいっ花が咲きました
自分の魔力を“形”としてみる！コツは頭の中に“完成形”を思い浮かべることです！頑張ってくださいね！ふいっ」

『(私はまだ覚醒しきれてないからないと思うけど真面目に授業をしないと…)』

Aは視線を感じて上を見ると他の生徒達がデッキからこちらを見ている

ア「上級生ですね
一年の位階(ランク)が発表されたので見物に来たのでしょう」

『成る程』

リ「げっ…生徒会だ」

リードの視線の先を見てみると他の生徒達とは違い黒い服を身に纏っている

ジ「生徒会は下級生の塔にほとんどこねぇのに」

『(生徒会とかあるんだ…)』

ガ「一体何をしに…」

ｻﾌﾞ「愚問！“2(ベト)”位階(ランク)にして時期魔王！この己の拝見に決まっているだろう！」

そう言うサブノックの手の中には自分の鉢を壊す花が咲いていた

『何その花！？自分で鉢を壊しちゃってる！！』

ｻﾌﾞ「破壊神と名付けた！」

ジ「鉢を壊しちゃダメだろ」

ス「評価B+」

ｻﾌﾞ「何故！？」

ア「ふんっ全く品のない！」

アスモデウスの手の中には炎の花が咲いている

「燃える花だ！」

『綺麗！』

ア「ありがとうございます」

ス「綺麗です！A+ ふいっ」

ア「これが気品というもの…」

ｻﾌﾞ「花なら水をやらねば」

そう言ってバケツいっぱいの水を炎の花にかける

ア「ああああああああ！！！！！
貴様！我が血統の証の火を…A様の家系能力と同じ火を…よくも！！許せぬ！」

ｻﾌﾞ「怒りっぽい奴よのぉ！よし！ヌシの頭も冷やしてやろう」

そう言って二人は喧嘩を始める

『二人とも喧嘩はダメだよッ！』

思わず手を二人に向けると二人の頭に青い炎が灯る

『あ！』

ア「アチチチ！！！！！」

ｻﾌﾞ「ノゥワァァァ！！！！！」