【青エク】魔神の娘のはずなのに悪魔の孫になりました【魔入間】 (ページ22)

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“使い魔”召喚-その2- ページ22

Aが悪魔学校バビルスに着くと
校門でアスモデウスが膝を着いてAを出迎えた

ア「おはようございます！A様！」

『おはよう…アスモデウス君』

ア「どうぞ“アズ”とお呼びください！
あ、お鞄をお持ちします、よろしければ背中のものもお持ちしますよ」

『アズ君？荷物は自分で持つから気にしないでとりあえず立とうか？(先から見られてるし)』

ア「はい！」

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『使い魔召喚？』

ア「はい、バビルスの伝統行事です
召喚した使い魔の質で生徒の位階(ランク)を計ります
そしてその位階(ランク)をあげていくことがバビルスでの成績に繋がるんです」

『へぇーそうなんだ(使い魔ってハーフを食べたりしないよね)』

2人が話し合っている内に目的地の使い魔召喚の教室へとやって来た

『緊張感があるね』

ア「これでクラスも分かれますし担当官も有名ですからね」

『担当官？』

ズドンと大きな音を立てて扉が開かれ現れたのは一人の男性が居た

「粛に
監督官の“ナベリウス・カルエゴ”である
この行事常に私の担当だ、何故か？
私が常に厳粛であるからだ貴様らが使えないゴミか、はたまた多少は使えるゴミかを判断する」

『(厳しそうな先生だな…目をつけられないようにしないと…)』

そう思っていたAだったがそのカルエゴが側に寄ってくる

カ「例えば祖父の威光を借りて
栄えるある場で下品な呪文を唱え
あまつさえその日の内に乱闘騒ぎを起こすようなゴミがいたら即、処分対象である」

『(もう既に目をつけられた後だった…)』

カ「故にできの悪い者は即刻退学処分とするのでそのつもりで」

「退学…！？」

カ「粛に」

そう言うとカルエゴは可愛いらしい説明セットを生徒達に見せる

簡単！使い魔召喚講座

1.羊皮紙に血で丸を描く
2.魔方陣の中へ
3.羊皮紙を中央のロウソクにくべる…と
4.煙が形を成し使い魔に！

全員が見習った後を見たのを確認したカルエゴは思い切り可愛い説明セットを叩きつける

カ「概要は以上だ」

「はたき倒した」

「嫌いなんだ、あの可愛い説明セットが」

カ「羊皮紙は私の印が入ったものを使うように不正があればすぐわかるからな」

そう言ってAの方を睨み付けるカルエゴ

『ひぇ…』