【青エク】魔神の娘のはずなのに悪魔の孫になりました【魔入間】 (ページ13)

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魔入りました！-その1- ページ13

拝啓、お父さん、雪男へ

お元気ですか？

私は…

何故か悪魔の孫として学校に通うことになってしまいました

何故、こうなった！！

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時間はAが虚無界の門(ゲヘナゲート)に飛び込んだ後まで遡る
虚無界の門(ゲヘナゲート)に飛び込み
そのままサタンのもとにもとい虚無界(ゲヘナ)に行くはずだったAは
ゆっくりと沈んでいく浮遊感から変わって急に重力が戻ったかのように
落下したことに気が付いたAは目を瞑っていた目を見開いた

『え？何！？何！？何で急に落ちてるのぉぉおおおお！！！！！
うわぁぁああああ！！！！！』

叫びながら落ちていると急に体が空中で止まる

『助かった…？』

状況を確認するために辺りをキョロキョロ見渡すと自分を見下ろしている老人を見つける
だがただの老人ではない
頭からは角があり、背中からは翼を広げて飛んで居る
明らかに人間ではない

『終わった』

老「○□％＃◎％‡」

『え？何て言ってるの？』

老人が指をパッチンと鳴らす

老「これで我輩の言葉がわかるかな？」

『あ、本当にわかるじゃなくて貴方は一体？』

老「我輩は悪魔サリバン
貴様は人間だな」

『……あ、その』

サ「さぁ一緒に来てもらおう」

そう言って後ろを振り向くと飛んでいく
Aの体もそれに着いていくかのように
ふよふよと動き始める

『え！？あ！？ちょっ！一体何を！！いや！！！！！誰か！！！！！うわぁぁああああ！！！！！』

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サ「我輩の孫になってくれないか？」

『え……えっと何この状況…』

Aはサリバンに連れてこられたのは
サリバンの屋敷の部屋の一角
ふかふかの一人用ソファーに座らされ
開口一番に言われたのが先の台詞である

サ「実は我輩独り身でねぇ！
ずーと憧れだったんだ！“孫”を持つのが」

『え！？』

サ「いやね
あまりに欲しかったから思わず禁書の魔術で君を召喚したのはよかったんだけど
場所の指定するのを忘れちゃってあんなところから落としちゃってごめんね
そう言えばお名前は？」

『お、奥村Aですって落ちてた理由ってそれなんですか！？』

サ「Aちゃんかぁ！可愛い名前だね！
改めて我輩の孫になってくれないか？
羨ましいんだよ！友達の孫自慢が！！
何でも買ってあげるし！でろでっろ甘やかすから！
ねっいいでしょ！！」