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ジェイド【1日バイト体験】4 ページ9

「この、なんかケチャップが凄いやつを……」

「はい」

「この、サンゴの海風?のやつ」

「特製パフェですね」

以上でよろしいですか、と確認して機械を操作する。
と。思い出して、お飲み物は、と聞いて。

……終われば、次は何番、次は何番、と。

オーダーをとってキッチンに伝えるだけでも、目まぐるしく回る。
……忙しい!

「……小エビちゃん、大丈夫?疲れてるなら無理しないで……」

「い、いえ!先輩方にはいつか恩返ししたい、って思ってたので……やらせてください、雑用とかも」

「じゃあホールは一旦落ち着いたから……皿洗いと片付け、頼めるかな、キッチンなんだけど。置く場所わかんなかったら、洗ったままにしといていいから」

「!……はい!」

……初めて入る、モストロ・ラウンジのキッチン。
中は。

「特製パフェ4つ!追加で3つですが先にパスタを……ジンジャーエールはお先に出して……」

テキパキと指示を出しながら料理を作っているジェイドは、普段ホールをやっているのもあって、とても大変そうだ。

……と、目が合い、どうしました、と聞かれて。

「あの、皿洗いを……」

「ああ……助かります。ではそちらの……すみません、皿洗いについて誰か教えてあげてください」

「小エビちゃーんこっち!」

はい、と返事をして行くと、さすが……あれだけの食器があるわけで。
……流し場は思った3倍くらい広く、それが1杯になるほど中に洗い物が放り込まれている。

「……ごめん、優先するものリスト貼っとくからこれから洗ってくれる?お願いね!」

「は、はい!」

わたしは一生懸命読めるようになり始めた文字を読みながら、急いで、けれど洗い残しがないように、とやっていると、ちっとも進まない。

けれど、キッチンで他に洗い場をしている余裕がある人はいないのだ。

間に合わないよ、こっち先に洗って、なんて急かされながら、必死に洗う。

手洗いをしたあとは、自動で濯いで乾燥までさせてくれる機械があるから、放っておけるが。

……慣れない作業に戸惑いつつも、時間を忘れて私は洗い物をし続けた。

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リュウ(プロフ) - マザーグースさん» ありがとうございます!ちょっと力抜きたくて作っちゃいました。。色々書いてるんですが載せるほどでもないかな?と思ってたんですがせっかくなのでリリ夢もぼちぼち載せていきますね…!お付き合い願えれば光栄です♪ (2020年9月5日 20時) (レス) id: 4f9eddeefa (このIDを非表示/違反報告)
マザーグース(プロフ) - こういう裏話的なのいいですね。リリ夢の書く予定ってありますか……? (2020年9月5日 18時) (レス) id: 446891bd7a (このIDを非表示/違反報告)
リュウ(プロフ) - 無銘ちゃんさん» 読んで下さりありがとうございます♪気まぐれに書きますのでお暇つぶしにどうぞ♪ (2020年8月30日 20時) (レス) id: 4f9eddeefa (このIDを非表示/違反報告)
無銘ちゃん(プロフ) - え!?めっちゃ好み (´∀`*)これからも頑張って下さい!応援してます! (2020年8月30日 16時) (レス) id: 99a8255de3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リュウ | 作成日時:2020年8月29日 22時

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