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*
及川side
『はああ〜……』
合宿終わりの自由時間。
スマホを開き、新規連絡の通知がないことを確認して画面を消す。
その、繰り返し。
『ほんとにA来なかったな…』
「それだけ、俺たちはやらかしちまったってことだろ」
何だかんだ言って、合宿が始まればいつもみたいに体育館にいると思ってた。
でもいなくて、心が重くなって。
試合が始まれば、いつもみたいに集中できると思ってた。
でもできなくて、ミス連発。ペナルティ三昧。
なのに、そのことに喝を入れてくれる人もいない。
『A…どうしたら戻ってきてくれるかなあ』
「合宿が終わったら、とにかく謝るしかねえべ」
そうだよね、なんて岩ちゃんと話していたら。
「なあ、及川」
『烏野の…』
烏野の主将くんと、爽やか君がいた。
「今日の青城、なんかあったのか？」
「前に練習試合した時とは、全然違ったぞ」
『ゔっ……それは…』
「せっかくの合宿だし、他校に相談したら解決できることもあんべ」
「俺らでよければ、相談にのるぞ」
どこまでいい人なんだか、この2人は。
そう思いながらも、俺たちは事の顛末を2人に話した。
「ああ、それでマネージャー1人いなかったのか」
『この合宿所終わったら、とにかく謝ろうとは思ってるんだけどさ』
「謝るだけじゃ、だめなんじゃないのか？」
『え？』
主将くんの言葉に、目を白黒させる。
何が、だめなんだろう。
「俺たちは、清水たちにいつも支えてもらってる。だから、その感謝は、できるだけ言葉にしているつもりだ」
「そうそう。でも及川たちは、素直になれなかったんだろ？だったら、Aさんだっけ？その人をお前らがどれだけ必要としてるのか。伝えないとだめだろ」
『！！』
はっとした。
そっか、俺らは今まで、Aへの感謝を直接伝えたことがあっただろうか。
Aが必要だと、伝えていただろうか。
『岩ちゃん』
「ああ。やる事は決まったな」
『うん。2人ともありがとう！でも試合では負けないからね！！』
「「おう！」」
早く、まっつんとマッキーにも伝えよう。
俺たちが、すべきことを。
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にも - ずっとずっと楽しみに待ってます (2020年8月12日 13時) (
レス) id: 61ca4dce83 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるしーの。(プロフ) - おれんぴーさん» そうだったんですね…。私がそのような経験をしなかったので、少々強引な展開かもしれないです…。ですが、暖かく見守っていただけると幸いです。これからもよろしくお願い致します。 (2020年5月27日 12時) (レス) id: 58b9a3f90b (このIDを非表示/違反報告)
ぷるしーの。(プロフ) - 香奈さん» 暖かいお言葉ありがとうございます！恋愛編もよろしくお願い致します！ (2020年5月27日 11時) (レス) id: 58b9a3f90b (このIDを非表示/違反報告)
ぷるしーの。(プロフ) - ナシロさん» ありがとうございます！！完全な新章となる続編ですが、よろしくお願い致します！ (2020年5月27日 11時) (レス) id: 58b9a3f90b (このIDを非表示/違反報告)
ぷるしーの。(プロフ) - ？？？さん» コメントありがとうございます。確かにそのような経験をした方には都合がいい展開かもしれないです。ですが、そこは夢小説のご愛嬌と暖かく見守っていただけると幸いです。これからもよろしくお願い致します。 (2020年5月27日 11時) (レス) id: 58b9a3f90b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷるしーの。 | 作成日時：2020年1月22日 2時
