Diary,3 ページ4
「ご飯どうしようかな…」
スーパーで今日の夕飯のことを考えていると、
突然後ろから肩を叩かれた。
?「Aちゃーん」
この余裕そうな声は
『るすくん?』
「luzやけど」
嬉しそうな顔をして答えるるすくん。
『うわあ久しぶり!相変わらずイケメンだね』
「Aちゃんは相変わらず小さいなあ」
るすくんが大きすぎるだけですー、と反論すると
また嬉しそうに笑う。
『るすくんは買い物?』
「ちょっと夕飯の材料が足りなくて」
意外。るすくんってご飯作るんだ…。
「じゃあまたね、Aちゃん」
『ばいばい!』
ふわりと髪の毛を揺らしていくるすくんの後ろ姿を見送った後、私はまた夕飯のメニューに悩まされた。
『ただいまー』
「おかえり A」
家に入るとそらるが買い物袋を持ってくれる。
『聞いて聞いて!さっきるすくんに会ったんだー』
私は笑顔でさっきの出来事を話す。
「……」
『そらる?』
するとそらるが抱きついてきた。
いつもとは少し違う、優しくて、でも離れられない。
「嫉妬した」
『…あ、ごめんねそらる』
「やだ」
『大丈夫、私にはそらるだけだから』
「でもるすの話してる時凄い楽しそうだった。」
『ごめんね。そらる以外は愛さないから』
「……」
ぎゅっと腕の力が強くなる。
『そらる、愛してるよ』
「っ…俺も」
そらるが嗚咽する。
私はそらるの頭を優しく愛撫する。
私らそらるの束縛は可愛いな、と小さく微笑んだ。
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そらるさん尊い・*・:≡( ε:)( ◜ω◝ )
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作者名:えいど。 | 作成日時:2018年8月11日 15時