検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:4,132 hit

Diary,3 ページ4

「ご飯どうしようかな…」


スーパーで今日の夕飯のことを考えていると、
突然後ろから肩を叩かれた。


?「Aちゃーん」


この余裕そうな声は
『るすくん?』


「luzやけど」


嬉しそうな顔をして答えるるすくん。


『うわあ久しぶり!相変わらずイケメンだね』
「Aちゃんは相変わらず小さいなあ」

るすくんが大きすぎるだけですー、と反論すると
また嬉しそうに笑う。


『るすくんは買い物?』


「ちょっと夕飯の材料が足りなくて」


意外。るすくんってご飯作るんだ…。


「じゃあまたね、Aちゃん」
『ばいばい!』


ふわりと髪の毛を揺らしていくるすくんの後ろ姿を見送った後、私はまた夕飯のメニューに悩まされた。





『ただいまー』


「おかえり A」


家に入るとそらるが買い物袋を持ってくれる。


『聞いて聞いて!さっきるすくんに会ったんだー』

私は笑顔でさっきの出来事を話す。


「……」

『そらる?』


するとそらるが抱きついてきた。


いつもとは少し違う、優しくて、でも離れられない。


「嫉妬した」

『…あ、ごめんねそらる』

「やだ」

『大丈夫、私にはそらるだけだから』

「でもるすの話してる時凄い楽しそうだった。」

『ごめんね。そらる以外は愛さないから』

「……」


ぎゅっと腕の力が強くなる。


『そらる、愛してるよ』

「っ…俺も」


そらるが嗚咽する。


私はそらるの頭を優しく愛撫する。



私らそらるの束縛は可愛いな、と小さく微笑んだ。




-----------------------------------------------------------------


そらるさん尊い・*・:≡( ε:)( ◜ω◝ )

Diary,4→←Diary,2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:えいど。 | 作成日時:2018年8月11日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。