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カラオケハプニング ページ2

「…」
俺は楯山研次朗、今カラオケのソファーに健在。
「主!なにやってんですか?」
「科学者、早く曲を入れろ」
クロハとアザミの声が個室の中で響く。うるせえ
「今の若い奴はすげえな…こんな空気の悪い個室でワイワイと…」
「今の老いた奴はこれだから老化がすすむんだ」
俺の意見は2匹の蛇によって一瞬でめちゃくちゃに食い荒らされた
「じゃあ俺から歌う」

鋭い音楽が耳に響き渡る
「小さく惨めに生きた生命が死んではドワを叩くでしょう。小さな主は見かねる…」
「嫌な話だ」
このセリフはお約束でアザミの出番だ
そしていちいちドヤ顔をしてくる。うぜえ
「謳歌しろよ!生命よ!愛とエゴの合唱祭!」
「うるせえええええ」
三分後。やっと終わった…耳が痛い
「はい。次は誰ですか?」
「次はあたしだ」
スクリと立ち上がってマイクを持ったアザミ。
その後ろからは黒いオーラが流れてた…
いったいどんな歌を歌うんだ

あだやかな音楽が流れる。なんか以外だ
「存在の意味を考えた。独りぼっちの化け物は…」
そこまでいいかけた途端…
「うわああああああん!ツキヒコおおおおっ!」
号泣
「アザミ様ああああっ」
クロハも号泣
「なんなんだお前ら!さっさと歌って帰ろ…」
まったくさっきのオーラはなんだったんだよ。期待して損した
「次は俺だな」

裏のあるような音楽が流れる
「幻想話の暴走。飛び込んだ事故の彼方から単身で僕は気が付いた」
ここまで1回もかんでない
「これが人体組織の変貌。冴えきった目の配色がなんだか怪物じみてないですか?」
その瞬間俺の目は赤くなった
クロハが俺の中に入ったのだ。ナイス!

三曲しか歌っていないが帰ることにした
「俺は主の家に泊まるけどアザミ様はどうします?」
「私はいいよ。また明日遊ぼう」
は?明日…
「おいっちょっとまて明日」
「俺は別にいい」
俺の心の叫びは空に消えていった

一人ぼっちの蛇と科学者のお話 (ご本家改造)→←エピローグ



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作品ジャンル:ギャグ
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;raia;@中二病(プロフ) - ゴーグルトビーloveさん» !!!( °∀°)アザミーン!!! (2014年10月7日 20時) (レス) id: 0fa0d034f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゴーグルトビーlove - そしていまアザミさんを出そうと考えてる (2014年10月7日 17時) (レス) id: d17608b933 (このIDを非表示/違反報告)
;raia;@中二病(プロフ) - ゴーグルトビーloveさん» 誰かが更新を待ってくれてるって嬉しいよね(´∀`) (2014年9月22日 18時) (レス) id: 0fa0d034f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゴーグルトビーlove - 更新待っている人がいる…幸せヽ(;▽;)ノ (2014年9月22日 16時) (レス) id: d17608b933 (このIDを非表示/違反報告)
悪ノ霊 - 更新をまっていました^^密かに見ていましたが作者さんが (2014年9月22日 7時) (レス) id: 93a059e409 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒コノケンは私の主食 | 作成日時:2014年5月1日 16時

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