【文アル】不仲な特務司書と審神者【刀剣乱舞】 (ページ10)

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0-7◆初期文豪ページ10

館長代理は、主にシェイアと碧に特務司書の役割について話した。

特務司書は、「文豪」を「アルケミスト」の力で転生させ、文学史を消し去ろうとする「侵蝕者」に立ち向かうこと。

だから文豪とも適切な距離で、尚且つ1人の人間として接すること。

絶対に文学史を裏切るような行為はしないこと。

……と、色々と説明を受けた。

代理『早速だがこの中から1人、転生させる文豪を選ぶのにゃ。』
『うわぁお……4人いますね。』

シェイアは誰が1番いいかなどがわからない。
だが、1人名前に心当たりのある人物を発見した。
シェイアは館長代理に『この方で……』と伝える。

すると、1冊の本が人の姿に変わる。

織田『オダサクこと、織田作之助や！これからよろしゅうおたの申しますー。』

紅羽「織田作之助……確か「無頼派」の1人だったよな。えっと……平成の前だから昭和の文豪か。」

『織田作之助さん、初めまして。僕は今日特務司書に着任したシェイア・ローズウェイと申します。文学史を守る為、共に戦ってくれませんか？』

織田『お兄さん、なかなかいけとんで。ワシも文学を守る為に戦いますわ。』

織田は、満面の笑みを浮かべる。

「俺はブラン・ローズウェイ。……特務司書じゃないが、一応仲間だ。これからよろしく頼む。」
織田『ブランクンもよろしゅうな！！』

碧「シェイア様に使える執事の碧だ。よろしく頼む。」
紅羽「ブラン様に使える執事の紅羽。よろしく。」

織田の性格も相待って、
雰囲気が明るくなった。