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0日目 ページ1

学校からの帰り道。


今日は雨が降っていて皆傘をさししている。


そんなか、微かに聞こえる声。


「にゃー、にゃー」


『猫!?』


私は辺りを見渡す。


するとごみ捨て場のすぐ横、段ボール箱に入れられている猫を見つけた。


『きれい……』


猫の毛並みはきれいで、銀に近い灰色の色だ。


"もらってください"


それは段ボール箱に張られた紙に、書いてあった。


捨てられたのだろうか。


私は、それをうちに待って帰ることにした。




家に帰ると、お母さんがご飯の支度をしていた。


『ただいまー』


というと、


「おかえりなさーい」


と帰ってくる。


『ねえお母さん』


段ボールを抱えたままお母さんの近くによる。


『この猫……捨てられてたんだけど、綺麗でね。

思わず拾ってきちゃった……』


お母さんは目を丸くしたが、すぐに笑顔にかわり


「あら、綺麗ね〜、捨てられていたの?

そしたら家で飼いましょうよ!」


『え、いいの?』


お母さんのほうが乗り気で、少し驚いたけど、とても嬉しかった。


「ええ。とりあえず猫の今日のご飯はとりあえず今日は適当なものでいいかしら?」


明日、買ってきてね!!とお母さんに言われ、


はーい、とだるそうにいいながらも、少しウキウキした足取りで自分の部屋に向かった。

1日目→



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作者名:みかん | 作成日時:2017年1月30日 18時

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