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カルシファー ページ3

▫▫▫



『ん、…あ…れメイド…?ここどこ、』



目が覚めるとものが沢山散乱した部屋のソファーで寝ていた。御丁寧に掛け布団がかけられている。

お世辞でも綺麗とは言い難い



ん?

一旦整理しよう


私はだれ?私はA
ここはどこ?わからない
なんでここにきたの?なんか連れ去られた
おなかすいた?すいた



『いや整理してもわからん』



声を出して自分につっこむ私は相当なやばい人まあ誰もいないみた…い、だ…し



カルシファー「目覚めたかと思ったらなにぶつぶつ話してんだ?」


いたみたいです。

火が喋るなんて。


『うわ、なんで喋ってんの』

カルシファー「おいらは火の悪魔カルシファーって言うんだ!」

『へぇ、ねぇ金髪の男の人…わかる?』

カルシファー「ああ…あんたを連れてきたのはハウルだよ。」

『ハウル?』

カルシファー「ハウルはここで俺をこき使ってるんだ!契約にしばられて…
この城だっておいらが動かしてるんだぜ?」

『すごいのね、お城を動かすなんて初めて。』

カルシファー「へへっ…あんた隣の国のお姫様だろ?」



相手がどんな人?火なのか分かってきた頃
私の聞きたくないことばが発せられた

無視するわけにもいかず
口篭るように返事を返した



『ええ、…そう』

カルシファー「連れ出しくるなんてハウルも馬鹿だな。お姫様を誘拐なんてただ事じゃないのに」

『たいしたお姫様じゃないもの………』



なんだか、沢山寝た気がするのに
私のまぶたは重く閉じていった。



カルシファー「…あれ、よく眠るお姫様だな。」



▫▫▫

子供…??→←満月の夜



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白銀水龍 - 更新すごく楽しみしています! (2018年8月17日 22時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
結羽(プロフ) - 更新頑張ってください! (2018年8月14日 18時) (レス) id: 8712c8166f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:血尿ちゃん | 作成日時:2018年8月11日 5時

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