【135】告白 ページ50
雅臣「……え?」
ふわりと、雅臣が顔をあげる。
今までは頭を下げていたために見えなかった雅臣の瞳。
少し潤んだそれが、Aの顔に向けられる。
A「す、好きなんです! 私は雅臣さんが好きで……だ、だから あのキスは気にしていないというか__」
きっと無様な顔をしているのだろう。
頭が沸騰しそうだ。
全身が熱くて、
Aはうまく言葉がつくれなかった。
あの、その、えっと……
そんな中途半端な声が、知らず知らずに口から出てくる。
雅臣「……それって___」
A「は、はいっ!」
Aにとって、はじめての告白だった。
必ずしも、この告白が成功するとは思ってはいない。
けれど、あわよくば__
そんな思いを抱きつつ、Aは次に出てくるであろう雅臣の言葉を待った。
どきん。
どきん。
どきん。
雅臣「それって__」
どきん。
どきん。
どきん。
雅臣「……海外の文化みたいな?」
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美優 - 雅臣が何て言ったのか、これからの話が凄く気になります。更新頑張って下さい! (2018年3月19日 10時) (レス) id: 79c6c44529 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - すっごく面白いです。更新待ってます!! (2017年9月25日 7時) (レス) id: e2830e86e4 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になるのですが、このストーリーはこれで終わりなのでしょうか? (2017年3月7日 20時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
☆NATU☆ - この小説大好きです。これからも応援しているので更新頑張ってください!! (2016年10月27日 17時) (レス) id: 1d0876d3b6 (このIDを非表示/違反報告)
智代 - 続ききになるなー!これからも応援してます! (2016年7月16日 23時) (レス) id: a125dbb856 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あややん | 作成日時:2014年11月3日 1時