【104】ズボン派 ページ15
A「わわっ__絵麻ちゃんのワンピース可愛い! フリフリだぁ‼」
絵麻「ありがとう。Aちゃんもジーンズ似合うね」
A「えへへへへ__」
時刻は夕方５時。
朝日奈家一同__およびAは、桜の名所へ向かっていた。
その場所は比較的マンションの近くにあるため、歩いていける距離である。
弥「絵麻おねぇちゃんも、Aおねぇちゃんも可愛いよ！ どっちもお姫さまみたい‼ふわふわ〜」
A「弥くんもかわ……かっこいいよ」
椿「ったく、いいよな。弥はガキで」
要・昴・侑介は「席取り役」をするために早めに現地に行っているようだが、その他(欠席者+棗以外)の兄弟はみんな列をつくって歩いている。
先頭は雅臣。
兄弟たちはそれぞれ弁当、酒、ジュースなどを手分けして持っている。
ただし幼い弥と女性２人はその荷物運びが免除され、手荷物は自分のものだけだ。
そのため、弥は絵麻・Aと手を繋いで悠々と歩いている。
椿「俺なんて１番重い酒瓶を運んでるっていうのに、弥は花見に行く前から両手に華じゃん」
右京「椿__せっかくのお花見なんですから、始まる前から文句を言わないでください。 酒瓶が重いのは分かりますが、未成年(祈織や弥)に運ばせるわけにはいかないでしょう？ 私や雅臣兄さんもお弁当で手が塞がってますし、貴方が持つしかないのですよ」
琉生「……僕のジュースも……重いよ。だから椿兄さんも……頑張って」
椿「…………。」
ちなみにAが作ったサンドイッチの袋は祈織が持っている。そこまで重くはないのだが、彼が気をきかせて運んでくれているのだ。
A「祈織さんは大丈夫ですか？ もし重かったら私、自分で持ちますので……」
祈織「ん、大丈夫だよ。女の子には荷物を運ばせられないからね。君と絵麻ちゃんは弥が迷子にならないように手を繋いでいてあげて」
A「__はい」
__先程から、通りすがりの人々が擦れ違うたびに朝日奈家御一行をジロジロと見てくる。
制服を着た女子高生にいたっては隠れて写メまで撮っているようだ。
雅臣「(……椿のファンの子かな？)__さぁ、みんな、あと少しだよ」
タイプの違うイケメン達に、
超絶美少女。
妙に目立つ一行は、そうして花見会場へ入っていく。
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美優 - 雅臣が何て言ったのか、これからの話が凄く気になります。更新頑張って下さい！ (2018年3月19日 10時) (
レス) id: 79c6c44529 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - すっごく面白いです。更新待ってます！！ (2017年9月25日 7時) (レス) id: e2830e86e4 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になるのですが、このストーリーはこれで終わりなのでしょうか？ (2017年3月7日 20時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
☆NATU☆ - この小説大好きです。これからも応援しているので更新頑張ってください!! (2016年10月27日 17時) (レス) id: 1d0876d3b6 (このIDを非表示/違反報告)
智代 - 続ききになるなー！これからも応援してます！ (2016年7月16日 23時) (レス) id: a125dbb856 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あややん | 作成日時：2014年11月3日 1時
