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「 キヨくん、駅前で待ち合わせね!」

「 おう!それじゃ明日な!寝坊すんなよ? 」

「 寝坊しないよ (笑) 」


これが ゛彼女のA ゛との最後の会話だった。

あまりにも突然過ぎて今でも受け入れられない自分が居る。


--------------


今からちょうど1年前。
俺とAはこの日付き合って5年目だった。
Aは俺がまだそんな有名になる前からずっと支えてくれて、
俺にとってかけがえのない存在だ。今もそれは変わらない。


ただ、変わってしまった事は、



「 あの…あなたは…だれ? 」



Aが俺の事を忘れてしまった事。





.

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作者名:may | 作成日時:2018年5月17日 18時

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