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赤司「それでだ、A」
「なぁに?」
赤司「この先の事を考えると色々大変なことがある」
「大変なこととは?」
赤司「Aはちょっと黙ってようか」
「ハイ…」
このままAを洛山に居らせる訳にはいかない、夫婦たるものやはり一緒にいるべきだ、多分紫原もそっちの方が安心だろうしな。
赤司「この先の事を考えるとAは陽泉に行った方がいいと思う」
「ん?ヨウセン…?えっ!?陽泉!?」
赤司「あぁ、洛山から陽泉高校へ編入した方がいい。その手続きはもう手配してある」
そう言って俺はAに転入届けの用紙を差し出した。
「ちょっと待って!どうして!?」
赤司「理由はただ一つ、紫原とずっと一緒にいたいのだろう?」
「え…それは…」
赤司「ここへ居れば、紫原と一緒に居ることもままならない」
「けど私はッ、皆と離れたくない!」
赤司「もちろん、行く行かないはA自信が決めろ、時間はまだあるゆっくり考えるといい」
そう言って俺は泣きそうなAの頭を優しく撫で、Aを一人残し生徒会室を去った
in部室
実渕「あら、征ちゃん!Aちゃんには会った?」
赤司「あぁ、会ったよ。それより皆に話があるんだ」
実渕「なにかしら?」
葉山「俺なんかしたっけ:( ´◦ω◦`):」
根武谷「何だ小太郎、心当たりあんのか?」
葉山「いや、今のところ…ない、と思う…多分。」
赤司「実は、Aは洛山を辞め陽泉へ転入させようと思う」
根.実.葉「え!?」
案の定、実渕たちはびっくりしていた。それもそうだろ、親しい仲間をいきなり転入させるなんて言われたら
葉山「な、なんでだよ赤司!!」
実渕 「そうよ、征ちゃん!どうして急に!?」
根武谷「いや、急にも程があるぜ!!Aは俺達の大事な仲間だろ!?」
赤司「大切な仲間だからだ。大切な仲間だからこそAには心から幸せになって欲しい。」
根.実.葉「…」
ガラガラ
「皆さん」
赤司「A」
実渕「Aちゃん…」
葉山「A、本当なのか?」
「え?」
葉山「本当に陽泉に行くのか?」
「ッ、それは…」
まだAは言い淀んでいた、“行くか”“行かないか”
直ぐに答えを出すなんて到底不可能だ
だが、そんなことお構い無しに葉山や根武谷が囃し立てる
根武谷「なぁA!どうなんだよ!」
「ッ…((ビクッ」
赤司「やめr((やめなさい永吉」
根武谷「でもようッ!」
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エル - こんにちは!元ルンルンです!むっくんと離れないでよかったーー!!めちゃくちゃ面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2019年5月16日 5時) (レス) id: 337918d67e (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン - わかりました!!楽しみにしています!!(^^) (2018年10月11日 19時) (レス) id: da0b87ee88 (このIDを非表示/違反報告)
名無し81060号(プロフ) - ルンルンさん» ルンルンさん、コメントありがとうございます!! 本題に入ります、むっくんとは…内緒です(*^^*)離れるか離れないかは続きを楽しみにしてくださいね(*^_^*) (2018年10月9日 21時) (レス) id: 6291645e92 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン - むっくんと離してしまうんですかぁーーーーー!? (2018年10月7日 15時) (レス) id: da0b87ee88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し81060号 | 作成日時:2018年10月1日 13時