12 ページ13
.
黒子はあずきバーをひとつだけ買って
「僕は先に帰ります。また明日。」
と挨拶をしてさっさと帰ろうとした。
そんな黒子を青峰は呼び止めた。
「なんだテツ、一緒にアイス食べてかねーのか?」
「急いでるので。後これ妹のアイスなので僕のじゃないです。」
その言葉で緑間と桃井を除くみんなが目を見開いて驚いた。もちろん俺も知らなかった。
「えっ!?いいい妹いるんスか!?」
驚く黄瀬に黒子は「しまった」という表情をした。言ってはいけない事なのだろうか。
「内緒にしてたのに、特に黄瀬君には絶対に知られたくなかったのに...。」
「どうして特に俺なんスか!!!」
黄瀬が納得いかないと抗議するが
「黒子っちの妹の顔見てみたいっス!って妹に近付こうとするのが目に見えてるからですよ。」
そこまで言われると口をつぐんだ。どうやら図星だったらしい。
さっき黒子の言ってた"内緒事"はこの事だったのか。
「あっアイス溶けるので帰りますね。」
まさかの事実に驚いた俺たちを置いて黒子は走って行った。
.
89人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハルシオン(プロフ) - あかりさん» お待たせしてしまい申し訳ないです!マイペースな更新ですがこれからもよろしくお願いします! (2020年4月26日 9時) (レス) id: 30d10de691 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 久しぶりの更新ですね!ずっと待ってました!これからも応援してます。 (2020年4月25日 19時) (レス) id: 5afa9add86 (このIDを非表示/違反報告)
ハルシオン(プロフ) - さそりさん» 文通してる気分になっていただけるなんて光栄ですありがとうございます!これからものんびり無理のないように更新していきますのでよろしくお願いします! (2019年9月24日 22時) (レス) id: 30d10de691 (このIDを非表示/違反報告)
さそり - 最新まで読みました。赤司君との、ぶんつう(手紙交換)をしてるような気分になってます!!面白いです!!これからもゆっくり更新頑張ってください!! (2019年9月23日 9時) (レス) id: 1ae7afba2c (このIDを非表示/違反報告)
ハルシオン(プロフ) - 静華さん» ありがとうございます!のんびり更新ですがこれからもよろしくお願いしますです|ω・) (2019年9月22日 20時) (レス) id: 30d10de691 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハルシオン | 作成日時:2019年9月14日 23時