４羽 ページ5
もう最悪だ。
早くもこの学校を去るなんて。
今日学校行ったらみんなに見られるんだろうな。
そんなことを考えながら学校へと向かう。
貴「、、、、。」
教室に入るが特に何もない。
なんでだ。
創「おはようございます！ゆうさん♪」
真白「お、おはよう。」
なんかいつも通りじゃないか。
貴「おいっ。昨日のこと先生には言ってねぇのかよ？」
真白「うん。言わないよ。きっとそこまでやってでも夢ノ咲に入りたかったんだろ。アイドルは人の夢を壊す人ではないんだぞ。夢を与える側なんだ。」
そういった。悔しいことに私は真白がかっこいいと思ってしまった。
光「ともちゃーん！！！」
真白のうしろから隣のクラスの天満がぶつかる。
貴「すごい痛そうだったが大丈夫か？」
真白「う、うぅ、、、泣。」
貴「おい、天満謝れ。真白が半分泣きそうだぞ。」
光「うぉっ！ともちゃん、泣いてる？ご、ごめんなんだぜ！」
真白は急に顔を赤くして
真白「な、泣いてねぇよ。勝手に決めつけるな！」
とむきに返す。
そんなむきにならなくても。汗
真白には貸しができたな。
放課後
貴「あの、なんですか？」
北「俺は２年の北斗だ。今回は演劇部としてお前に言いたいことがある。演劇部に入ってくれ。頼む。」
現れるなりいきなり勧誘ですか。笑
貴「断ります。」
北「俺もユニットが忙しくて毎日は来れない。代わりに真白を頼まれて欲しい。部長から守って欲しいんだ。」
いきなりなお願いとその言葉が怪しい雰囲気を漂わせた。
貴「あの、真白のことが恋愛的に好きなんですか？」
北「まさか。大事な後輩だ。」
すごい堅苦しい顔で言われたからそれ以上は何も言えなかった。
貴「こんちはー。演劇部入部しやーす。」
真白「！？」
渉「amazing!」
一人は謎なこと言ってる人がいた。
ほんとに私は大丈夫か、、、？
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作者名：赤羽アオカ | 作成日時：2016年9月30日 8時
