俺は男なんだからな！【真白友也】 (ページ13)

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12話ページ13

真白「ゆう、、、っ！！」

感動している真白をみて私は我に返った。

恥ずかしいことを言ってしまったぁぁ！！

鞠琉「はぁ？なんだよ。しかも学校一のマドンナだったやつが今は男装して、男子口調になってますって噂になったらみんなどうなるんだろうねー。」

そうだ。そうだった。

私、女子校にずっと通ってたんだった。

貴「そうだな。みんな私をみて嘲笑うだろうな。けどな、俺はもう辞めたんだ。いや、、、。私は！」

私は舞台で使ったかつらをかぶった。

貴「私はもう学校を辞めたのよ。それなのに前の学校でどうなろうが私には関係ないわよ。それに私、今は男になってたとしても今の学校、すごく楽しいのよ。どったんばったんで強制的に演劇部に入部させられたり、なんかアイドル科はなぜかすごい警備が万能だし。突っ込みたいところがたくさんある。けど、前みたいな上面だけの生活はもういやなの。広めるなら広めればいい。学校である意味有名にしちゃえばいいじゃない。やれるものならやってみなさいよっ！」

久しぶりにお嬢様口調で女の子らしく言ったな。

鞠琉「行くわよ。今回は私の負けよ。次は今の学校にも通えないくらいのことやってやるんだから！」

と言って走って帰って行った。