風柱の姉は無敵である

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あれから10日程経ったかな。

炭治郎達と、他数名の隊士が来るそうだ。



隊士「嵐柱様…。」


炭治郎「奏弥さん！」

善逸「奏弥…さん…。」

伊之助「おい！猫野郎！俺様に稽古つけやがれ！」

玄弥「姉…奏弥さん。」


『みんなよく来たね。
早速始めようか。』




まず、説明。

私の稽古は他の柱よりも辛くない。

気配の捕らえ方、気配の消し方を覚えてもらう。

そして、私との稽古。

自分の力を発揮するだけの稽古。




『よし、じゃあ始めようか。
まずはみんながどれくらい筋力や、体力があるか見させてね。』


屋敷の周りを一分間で何周出来たかを調べる。

私はだいたい30周くらいだ。

常中ができていれば15は行けるだろう。


『おぉ。やるやつはやるなァ。』


炭治郎達と二人の隊士は20周

残りの5人の隊士は15周。


『疲れたやつは休んでいいからな。』


15周の奴らは休みに行った。

私の稽古は心理だって聞いてないのかよ。

休んでいいって言われてこんだけで休むか普通。


休んだ回数ちゃんと数えてるかんな



『じゃあ、残った人は、私に斬りかかって来い。
もちろん刀でな。
始め』


気配が変わらない。

声出してかかって来てるし。


鬼と戦う時こんなんで大丈夫なのか？

二日後に無惨との戦いがあるのに…。


『やめ。全体的に気配がダダ漏れ。
気配を消せ。』


炭治郎「どうやって消すんですか？」

『冷静に、空気の揺れを作らない事。
相手に攻撃出来るくらいの近さになったら殺気を出す。これが重要。』


しっかり他の柱の稽古が身についてないとできない。

それに気づかないと無理だ。

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