出勤0日目 ページ2
百式サイド
南波刑務所 本部
双六一が15番の件でどうやら私に会いに来るらしい…
確かに大会後の15番の様子はわからん
双六一が全て受け持つと言っていたしまかせてはみたが…
何かあったのだろうか
それとも何か問題が…
だがどちらにせよここに双六一が来ることは変わらない…！
三日間の謹慎が終わってからまだ一度も会っていない
ど、どんな顔で迎えたらいいのだろうか…
そんなことをぐるぐると考えていた百式の耳に届いた、おちゃらけた声。
「なぁーに
いつもどおりにしてれば
いーんじゃないですかぁ？」
声の主は相違なく一声三鶴。
「！！」
「貴様〜〜！
勝手に入ってくるなといつも言ってるではないかーー！！」
「看守長ってばハジメのことになると注意力散漫になりますよね〜」
「へぇ、そりゃいいこと聞いた〜」
「ううううううるさい！！」
つい怒りのままに鶴を締め上げた。
…え？
鶴の他に、聞きなれない声がした。
慌ててそちらに目を向けると、そこに居たのは可憐な少女。
「えぇ、少女に見えます？
コレでも18なんですけどね…
あぁ、私本日から
南波刑務所13舎 主任看守部長 補佐役を仰せつかりました、孤狼Aと申します。
以後、お見知りおきを。百式百子看守長！」
チラリと犬歯を覗かせながら不敵な笑みを浮かべる彼女。
優しく明るい表情には、どこか不敵さも感じられた。
しっかり南波刑務所の制服を着こなし、背筋の伸びた姿勢。
その堂々とした立ち居振る舞いには威厳もある。
…流石、15番の脱獄をことごとく発見、捕獲してきたということか。
「君の上司がこれから来る
しっかりとした態度で臨め」
最初に舐められる訳にはいかんと重々しい声で告げた。
「あぁ、一という方ですか？
先刻、三鶴さんから伺いました
何やら看守長の想い人であらせられるとか？
さぞ素敵なお方なのでしょうねぇ。」
すると帰ってきたのは、まさかの冷やかし。
…鶴め、余計なことを教えおって…！！
「まぁ、
私の仕事は書類整理の手伝いと脱獄の監視、でしたよね？」
途端に仕事の話になったことに少々驚きつつも、短く肯定の言葉を返す。
「書類整理に関しては、特に今注目されている
4舎10房、5舎8房、3舎6房の手伝いも、と。
相違ありませんか？」
その言葉に小さく頷いた。
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紙さま(プロフ) - まりかさん» 今まで閲覧頂き、本当にありがとうございました。急にこんな事態になってしまい、本当に申し訳ありません。 (2016年2月11日 0時) (
レス) id: e05f457c62 (このIDを非表示/違反報告)
紙さま(プロフ) - すうな@ｼｮﾎﾞﾝﾇのロリショタコンですさん» ありがとうございます。すうな@（略）様のおかげで、パソコンから更新するという妥協案を出すことができました。ありがとうございます。今まで閲覧いただき、本当にありがとうございます。 (2016年2月11日 0時) (レス) id: e05f457c62 (このIDを非表示/違反報告)
まりか - わかりました！ (2016年2月10日 23時) (レス) id: e206698b07 (このIDを非表示/違反報告)
すうな@ｼｮﾎﾞﾝﾇのロリショタコンです(プロフ) - 紙さまさん» 小夜さんと同じく心待ちにしています！！ネットが使えるのであればネットからログインしてはどうですか？この作品などなどを作って頂けたこと、本当に感謝感謝です (2016年2月10日 23時) (レス) id: 2ca1728b48 (このIDを非表示/違反報告)
紙さま(プロフ) - 小夜さん» 復帰を心待ちにしてる、とか言われた事がないので、一瞬固まってしまいました…w本当にありがとうございます。 (2016年2月10日 20時) (レス) id: e05f457c62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：電波 x他1人 | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ba1a98adff1/
作成日時：2015年11月7日 22時
