二十七ノ剣撃-雨の家 ページ30
【霧の対戦-当日の昼】
雨の対戦が終わり、久しぶりに自分の家に帰った
『ふぅ…』
昨日まで家でゆっくりしていなかったから少し疲れてしまった
しかも、彼らの前であんな姿を晒してしまった…
『今なら死んでもいい…』←
皆さん思い出してください
私の本来の性格は"シャイで恥ずかしがり屋"です
あんな醜い醜態…あぁ、死にたい←
『…山本君』
あの時の山本君やスクアーロさん、その他の皆さんの表情
『恐怖…か』
完全に怖がられていた
拝命されただけであんな姿を皆さんの前で…
『あぁ！恥ずかし…///』
気分転換に、外に出よう…
【竹寿司】
剛「どうだ？うちの寿司は！美味しいだろ？」
『…はい』
何故私が竹寿司にいるかと言うと…
〜回想〜
外に出てきたけど、何もすることない←
それにお腹空いた
フラフラ途方も無く歩いていると、寿司屋が空いていた
その寿司屋を見ると…
『？"竹寿司"って…』
山本君の家だ
さすがにここでは気まずい…
〈ガラガラッ〉
『 』
剛「ん？お嬢ちゃん！寿司食いに来たか？入ってけ！！」(ﾆｶｯ
『…』
詰んだ←
〜回想終了〜
以上、ここにいる理由です
そこの貴方、断れば？っとか思うでしょ
甘い、山本君と似ているあの笑顔で言われたら断れますか？
無理です、私には無理←
それに山本君のお父さんである剛さん、私の言いたいことがわかるみたいで…
『…』
剛「お、これか？ちょっと待ってろ！今捌いてやるぞ！いいもん見せてやる！！」
わかる？
今私声出してなかったんですよ
すごいよこの人、神だよ←
そう考えながら、剛さんが魚を捌くところを見ると…
〈スパパッ！〉
物の見事に刺身ができた
『…すごい…』
剛「そうだろ？おっちゃんもまだ負けてねぇぞ！！ガハハ！」
これが時雨蒼燕流…八代目継承者の剣さばき！！
この方なら、分かるかもしれない…
『聞いてもいいですか？』
剛「ん？なんだ？なんでも聞いてくれ！」(ﾆｶｯ
『貴方にとって…』
剛「？」
『いくつかの流派を持つのは、邪道だと…思いますか？』
剛「！！…アンタ、剣士か？」
『…私が剣士を名乗っていいものかは、わかりません。ですが…』
剛「…！」
私は、俯いていた顔を上にあげ、剛さんと目を合わせた
『あの時の私は…守りたいと、繋ぎたいと…そう思えるものが、私には沢山出来ました』
剛「…」
『そのために、おのが
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夢純(プロフ) - ルカたん天使さん» ありがとうございます！精一杯頑張らせていただきます！ (2019年9月16日 12時) (
レス) id: c8e75c87a6 (このIDを非表示/違反報告)
ルカたん天使 - 面白いです！頑張れ！応援してます (2019年9月16日 9時) (レス) id: dd53ace290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢純 | 作成日時：2019年2月25日 2時
