トリップ少女は知っている･3rd

お昼ご飯 ページ4

『あぁ、そろそろね』


若「何がだ？」

美羽は真面目な顔で若武を振り返った。

『お昼ご飯の時間よ』


男子陣「(真顔で何言ってんだ)」


♡o｡+..:*♡o｡+..:*♡o｡+.彩side.:*♡o｡+..:*♡o｡+..:*

「腹減ったな〜」

「そだね、お昼ご飯食べようか。」

私は上杉くんが取ってくれた熊のぬいぐるみを
片手に抱きながらうなずく。

上杉くんは私の後、見事に可愛い小ぶりな熊の
ぬいぐるみを取ってくれた。


「お揃い、なんて嬉しいなぁ」

「まだ言ってんのか？」

少し恥ずかしそうに上杉くんが振り返る。

上杉くんのその手にも小ぶりな熊のぬいぐるみ。


「あはは」

「あーくそ･･･。

フードコートで良いか？」

「うん！」

その前にトイレで手を洗いたいな。


上杉くんにそれを言うと、先に席取っとくな、と
言ってくれた。


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立花がトイレに手を洗いに行った。

マメだよな〜･･･。


席はラッキーで見つけられた。


何食おっかな。

とりま、ハンバーガーでも買うか。

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