Unrequited Love 【朔間凛月】 (ページ16)

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Aside

泉｢はーい、そろそろ各自の仕事等に戻るよぉ。｣

『えぇー！』

泉｢『えぇー！』じゃない。今日はもう沢山遊んだでしょ？｣

司｢そうですね。そろそろ解散しましょうか。｣

レ｢えー、俺もまだ遊びたかった！｣

泉｢ダメ。レオくんはまだ仕事が残ってるでしょぉ？｣

レ｢仕事･･････？あっ、あの資料まとめるやつか！｣

泉｢そうそう。あ、今日の王女様の見張り役は誰にする？最近ずっと俺かなるくんがやってるから、交代しない？｣

嵐｢私は凛月ちゃんにやらせるのがいいと思うわァ。ほら、夜なら凛月ちゃんも強いし。｣

泉｢確かに。それでもいい、くまくん？｣

凛｢うん、いいよ〜。｣

泉｢はい、じゃあ解散〜。｣

泉が手をパンパンと叩いて呼びかける。

皆が｢お邪魔しました｣、｢また遊ぼうな！｣などと、一言声をかけてから部屋から出て行く。

凛月以外の人がいなくなると、部屋がさっきとは正反対の雰囲気に包まれた。

(静かだ･･････。)

ｺﾝｺﾝｺﾝ

弓｢失礼します。夜ご飯をお持ち致しました。｣

『ありがとうございます。』

弓｢食べ終えた食器は廊下に置いといてください。後で取りに来ますので。｣

『わかりました。』

弓｢では、失礼します。｣

そう言い残し部屋を出て行った。