衣更先輩に〇〇したい！【衣更真緒】 (ページ4)

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衣更先輩に会いたい！ページ4

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

授業が終わり、昼休み。

『私、ちょっと2ーB行ってくる！』

司｢頑張ってください。｣

『かしこまりました！』

そう言い残して教室を後にした。

IN 2ーB前

ドアをノックして『失礼します』と声をかけ、ドアを開ける。

？｢あら、Aちゃんじゃないの！どうしたの？｣

教室から出てきたのは鳴上先輩だった。

『こんにちは、鳴上先輩。』

嵐｢こんにちは！誰かに用事かしら？｣

『はい。衣更先輩をお昼に誘いたくて･･･。』

鳴上先輩の方を見ると、驚いた顔をしている。

嵐｢なるほど･･･。ちょっと待っててね。今呼んでくるわ。｣

何かを察したように、教室の中に戻って行った。

(よかった〜！出てきたのが凛月先輩じゃなくて。凛月先輩には『衣更先輩呼んでください』とか言えないからな。)

下を向きながら1人で考えごとをしていると、また教室から誰か出てきた。

？｢よっ！朝ぶりだな。俺に何か用か〜？｣

大好きな声にビックリして顔をあげると、そこには衣更先輩がいた。

『お久しぶりです！用事っていうのは、衣更先輩と昼ご飯を食べたいと思いまして･･･。』

衣｢それでわざわざここまで来たのか？｣

『はい。普段挨拶をするだけで、しっかりと話したりしたことなかったので、お昼に誘いに来ました！』

そう、衣更先輩とは学年も違く、部活も違うので、話す機会が全くない。

だから基本、挨拶をするぐらいなのだ。

衣｢うーん･･･。分かった、じゃあ食堂行くか！お前とは色々話してみたいと思ってたしな。｣

『いいんですか！？ありがとうございます！』

衣｢おう！今日は他のメンバーは用事があるとかでいないし、せっかくの機会だからな。｣

(やったよ、司くん･･････！！)

佐々木A、衣更先輩を昼ご飯に誘うことができました。