【黒バス】私の仕事はサンドバッグになることです

第9話 ページ10

緑間 side


先輩が帰る前、何かを言っていた


声が小さく何を言っているかはわからなかったが、あまり良いことだとは思えないのだよ



あの人達には警戒が必要だ




紫「A？！どうしたの！？」


青「どこか痛いのか！？」




紫原と青峰の焦る声が聞こえ後ろを振り向くと、顔をしかめて蹲っているAがいた


緑「A！」


黒「Aさんっ」


黄「え、Aっち大丈夫？！」


貴『っだ、大丈夫.....少し、休んでくる』


緑「っ」



赤「桃井」


桃「わかった。Aちゃん立てる？」





自称的に笑ったAの笑顔を見て思った




こいつは俺が守るのだよ




緑間 side終了


貴方 side


貴『ッ...！』


やば、昨日切られたところの傷が開いたかも

腕じゃなくて脇腹の方


めっちゃ痛い.......


痛みに耐えきれず私はその場に蹲った



桃「Aちゃん保健室行こう」


保健室.....絶対傷見られるじゃん


隠し通さなきゃ



貴『桃井、平気だよ？少し目眩しただけだし』


桃「だめだよっ！今もすごく苦しそうよ！」


貴『いつものことだから』


桃「でもっ」


貴『だから良いって！！』


桃「っ.....」



青「A、その言い方はねぇだろ。さつきだって心配してるんだ」


黄「桃っちはAっちを思って言ってるんスよ？」



は？


黒「桃井さん泣かないでください」


いやなんで


赤「やれやれ.....」



私が悪役になってるわけ？



桃「ううっ、テツくん.....」



桃井....私は貴方を守るために今まで痛いのも苦しいのも耐えて来た


それなのに貴方は一度きつい言葉を言われただけで泣くの？






貴『ほんと、捻り潰したくなる.......』









？「面白くなって来た.............」ニヤ

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