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114話 ページ15

〜対白龍戦〜

九鬼「今日本隊は群馬だよな」

瀬戸「対白龍戦。普通に気になるよな」

九鬼「先発は沢村先輩だろ?」

浅田「うん。なんで俺が2日目の先発なんだって文句言ってたけど」

瀬戸「見に行きてぇ〜。将司は4タコ、由井は出番なかったってさ」

九鬼「何笑ってんだ」

瀬戸「2軍でも試合に出して貰えるし、俺たちラッキーかもな」

九鬼「しかも今日奥村スタメンだろ?」

『そうなんだ〜』

奥村「!?」

『よっ!』

浅田「緑川先輩!?」

九鬼「群馬にいるんじゃ…」

『ちょっと忘れ物。試合までまだ15分あるから取りに来ちゃった』

瀬戸「15分…」

浅田「何を忘れたんですか?」

『ワイヤーガン☆』

瀬戸「へ?」

『じゃ私群馬戻るね〜(シュンッ』

瀬戸「…信じらんねぇよな、あんなに優しくて綺麗な先輩が暴走するなんて」

奥村「拓…」

浅田「うん…。多分緑川先輩が本隊について行ったのも他の1年生に気を使ってだと思う」

九鬼「エスパーって理由だけでなんで差別されなきゃいけないんだろうな」

奥村「超能力を悪用する人がいるからエスパーが忌み嫌われる。緑川先輩はそんなことしないのに、周りの悪意を全て受けてきたんだ」

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作者名:なっつ | 作成日時:2019年10月27日 21時

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