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Aに見送られた後、旅人とパイモンは依頼で稲妻城に向かう



稲妻城に向かうと人々の賑やかな声が聞こえてくる




依頼内容はこうだ



(白い毛で青い目の猫を探してください!)



「またこんな依頼か...」



平和な依頼に2人とも思わずため息が出る



「まぁこれでモラが稼げるって言うならやらない選択肢はないな」



「だね」



お互い気合を入れ猫探しに入る










そうすると、何やら前方で見慣れた背中が見えた



「ん?あれって...」






「万葉じゃないか?おーい!万葉ー!!」




「旅人にパイモン!久しぶりでござるな」




そこには万葉と名乗る少年が愛おしそうに猫を撫でていた



撫でられている猫も気持ちよさそうに喉をゴロゴロと鳴らしている




「あ!!旅人!この猫って依頼内容の...」




なにかに気づいたパイモンがいきなり大声を出したために猫は驚いて万葉の撫でる手からするりと抜けてしまう





「しまった...!オイラのせいで...」




「追いかけよう!」




旅人がそう叫ぶと申し訳なさそうなパイモンと何故か万葉も後ろから着いてくる





「なんでお前も着いてくるんだよ!?」




「面白そうではないか」




「全然面白くないぞ!!」




そう話しながら猫を追いかけているとあっという間に猫は走り抜けていき3人は見失ってしまった






「オイラのモラが...」





「しょうがないよパイモン、まだ近くにいるはずだからまた探そう」





「おう...」











その後も旅人一行は猫探しに明け暮れていたが一向に見つからない




気がつけば辺りは日が暮れ真っ赤な夕日に照らされている







「はぁ...全然見つからないな...」





「もうすぐ暗くなるし今日は諦めてまた明日探そうか」





「そうするか...」





疲れ果てた旅人とパイモンの隣で何か考える万葉はいきなり口を開いた





「こっちでござるな」





其の瞬間万葉はそう呟いて走り出した





「お、おい!待てよ万葉!!」





必死に万葉に追いつこうとする旅人とパイモンにお構いもなしに万葉は走り抜けていく












「見つけた....って、お主は...!」






万葉が止まった1本の桜の木の下には探している猫と見慣れた人影があった







「..!なんでここに!?」






そこには猫を手懐けるAが居た

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作者名:ねね | 作成日時:2023年12月4日 22時

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