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「父上。なぜ父上は武器をとらないの？」
空に浮かぶ雲がまだ遠い頃、高華王国の国王である父にそう聞いた覚えがある。
「武器というものはね、この世でもっとも恐ろしい"争い"の火種になるからだよ。」
空を自由に飛ぶ翼を虚ろに眺める父の横顔はなんだか悲しそうであった。
「？ふーん。」
幼い頃は「争い」も「火種」も「この世」というものも、全て鱗雲のようで呼吸をするように相槌を打った。
誰かが武器を下ろさなければこの世から「争い」は消えない。だから父は武器をとるなと言った。血を流すくだらない争いなどこの世から消えてなくなればいいと、私も父を追った。強国など武力を駆使した血の交えた国にすぎないと。
けどね、父上。それでは守るものも守れない。それはいやだ。
だから武器を上げよう。突きつけることなく。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
暁のヨナの夢小説です！
↓連載中
将来の夢、地方公務員【僕のヒーローアカデミア】
飛んで火に入る星の泡沫【ONEPIECE】執筆状態：完結
「父上。なぜ父上は武器をとらないの？」空に浮かぶ雲がまだ遠い頃、高華王国の国王である父にそう聞いた覚えがある。
「武器というものはね、この世でもっとも恐ろしい"争い"の火種になるからだよ。」
空を自由に飛ぶ翼を虚ろに眺める父の横顔はなんだか悲しそうであった。
「？ふーん。」
幼い頃は「争い」も「火種」も「この世」というものも、全て鱗雲のようで呼吸をするように相槌を打った。
誰かが武器を下ろさなければこの世から「争い」は消えない。だから父は武器をとるなと言った。血を流すくだらない争いなどこの世から消えてなくなればいいと、私も父を追った。強国など武力を駆使した血の交えた国にすぎないと。
けどね、父上。それでは守るものも守れない。それはいやだ。
だから武器を上げよう。突きつけることなく。
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飛んで火に入る星の泡沫【ONEPIECE】執筆状態：完結
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てん(プロフ) - フジさん» ありがとうございます！なかなか更新できなくてすみません！余裕ができたらまた更新します！ (2018年2月14日 6時) (
レス) id: 1cd19293a7 (このIDを非表示/違反報告)
フジ - しっかりしてて面白かったです。更新待ってますー。 (2018年2月14日 3時) (レス) id: 5a36bfb1ca (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - 草神 桜月さん» ありがとうございます！最近更新できてなくてすみません！時間に余裕ができたらまた更新していきます！ (2017年12月31日 8時) (レス) id: 1cd19293a7 (このIDを非表示/違反報告)
草神 桜月 - 暁のヨナ作品、面白いです！更新頑張ってくださいね（＾ω＾） (2017年12月31日 0時) (レス) id: aabe9383a4 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - 烏さん» ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2017年11月27日 17時) (レス) id: 1cd19293a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てん | 作成日時：2017年9月5日 13時
