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神威side



「誰?その女」


「春川Aだ」


「こんにちは」


そう元気に挨拶してきた女に驚いた。俺に怖がらないんだ、と。そしてシンスケが案外気に入っていることにも。


「俺は神威、よろしく」


「神威くん!その長ランかっこいいね〜」


「そう?」


そんな他愛もない会話。この女と会うのもこれっきりだし、適当にあしらってればいいか。そんな気持ちでいた。

するとAは俺とシンスケの腕を掴んで、「ファミレス行こう!」と目を輝かせた。


「は?」


「私たち、仲良くなれそうな気がする!」


その言葉に唖然とする。隣のシンスケを見れば溜息をついてAのされるがままに引っ張られる。


「オイ神威」


「ちょっとシンスケ、この子なに?」


「コイツに捕まったな」


そう口角を上げていうシンスケにまたもや頭に疑問符が。そしてAを見ると、生き生きとした笑顔でこっちを振り返った。


「神威くん!友達になった記念になんか奢るよ」


「…俺、お腹空いてるから覚悟してね」


「私もお腹空いてる〜!でも神威くんひょろいから私の方が食べるかもね」


そういう彼女の脳天にチョップを食らわす。それに痛がる彼女を見ていると、自然に笑みが零れた。


続編のおしらせ→←42



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設定タグ:銀魂 , 高杉晋助 , 沖田総悟   
作品ジャンル:恋愛
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ミズキ(プロフ) - 亜水さん» わかります。。この小説は私の憧れを詰め込んでます笑 (2019年9月8日 8時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
亜水 - いいなー、こんな日常。ふとしたところで幸せを感じそう。 (2019年9月7日 23時) (レス) id: 9d2ec575ec (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます!亀更新ですが応援してくださると嬉しいです、!(><) (2019年8月16日 19時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めましてです!とっても面白いこの作品が大好きです。更新頑張ってください! (2019年6月19日 21時) (レス) id: d77d134be6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミズキ | 作成日時:2019年4月7日 20時

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